2026年07月07日

報いのウィル カリン・スローター:著

ジョージア州捜査局特別捜査官の
ウィル・トレント シリーズ



ネタバレしています
報いのウィル.jpg


ウィルの妻 サラ・リントンは
ジョージア州捜査局検視官

2人は新婚旅行で
山奥のロッジにやってきた

家族経営の広大なロッジだが
家族は
お互いいがみ合っていた

そして
メインで切り盛りしていたマーシー・マッカルパインが
何度も刺され
無残にも亡くなる場面に
ウィル夫妻は遭遇する

ウィル夫婦は
それぞれ仕事を偽っていたが
捜査官と検視官だと明かし、
地元の警察らに協力する



〇 マーシー

離婚した元夫デイブと
よりを戻したり離れたりを繰り返し
いまだ
暴力を受けたりしている

明るみに出ると後ろに手が回る案件を
マッカルパインの家族たちみな持っており
暴露する脅しをあからさまにして
ロッジを売り払うことを反対している

家族の誰に刺されても
おかしくない

若いとき
友達と逃げ出そうとして
事故を起こし
友達が死亡、
自分は顔に大きな傷を負った



〇 デイヴ

ウィルと同じ
児童養護施設出身

人が話題にしてほしくないことを
その人のあだ名にする

ウィルは
赤ちゃんのとき捨てられたが
母親が寒さ等から身を守るように
施設の所のゴミ箱(トラッシュキャン)に入れたことから
トラッシュキャンと呼ぶ

デイヴは
引取られた家でも
性的虐待を受けた

その後、マッカルパインに引き取られ
ややこしいが
離婚しても
マーシーとは義理の兄妹



〇 セシル

マーシーの父

2年前に事故に遭い
今は車いす

客の応対しか
できなくなった

あれこれ指図するだけ

こどもだったマーシーと
クリストファー、
養子のデイヴを
暴力で虐待

マーシーには
デイヴにされたのとは違う
ひどい傷が
体中にある



〇 クリストファー

両親がマーシーに
酷い言葉ばかり投げかけても
助けてもやらない

友達のチャックが
嫌がるマーシーにまとわりついても
そのまま交友を続けている



〇 ビティ

実子のマーシー、クリストファーより
デイヴを猫かわいがり

むしろ
実子たちには
ことばの暴力がえぐかった



〇 ジョン

マーシーとデイヴの子

ロッジは手伝うが
なかなか
マーシーの言うことは聞かない
ティーンのお年頃



まずマーシーが悲鳴を上げ
駆けつける
ウィル夫妻

そこから
物語は
時間が遡られ
そして
最後に真相に行きつく

宿泊客たちも
一癖ありそうな連中ばかり



真相 】

ロッジを売らないと言ったマーシーに
ビティはクビを言い渡した

さっさと出て行くように言われ
期限まで仕事に励んでいたマーシー

ビティは
養子のデイヴのみならず
孫のジョンにも手を出していた

目撃してしまうマーシー

ジョンも一緒に出て行かなければ

ジョンは
よりを戻したり離れたりを繰り返す両親に
嫌気がさしていた

まるで罪の子であるかのように
マッカルパインの誰かに言われ続けていたジョン

そんな自分を愛してくれたのは
ビティだけだと思い込む

そして
母であるマーシーをめった刺し

火をつけたのもジョン

マーシーが
セシルに受けた虐待や
デイヴのDVの描写

セシルの悪事の1つとして
マーシーと親友に薬を飲ませ
車を発進して
親友が死亡、
大きな傷を負ったマーシーのせいとして語られ続ける
過去の話

これらが
読み進む内に重ねられ
気が滅入った

ジョンにも同情できない

マーシー含め
どのメンバーにも感情移入できなかった



読了:令和8年4月19日




      






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posted by 紫 at 14:09| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 翻訳サスペンス小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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