2026年06月29日

牛乳屋テヴィエ ショレム・アレイヘム:著

ミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き(ネタバレ記事)」の
原作


ネタバレしています
牛乳屋テヴィエ.png




テヴィエが
著者 ショレム・アレイヘムを相手に語るていの
1話完結的連作



ミュージカルは
かなり本作を踏襲してはいる

だが
本作は連作で
断続的に長く続く

妻ゴールデが途中で亡くなり
追放される終盤のテヴィエは
やもめ

ミュージカルでは出てこない娘 ベイルケの
金持ちの夫に言われて
テヴィエが
牛乳屋を辞めた

テヴィエは
パレスチナにも移住
 戻ってきてるけど

これも舞台に出てこない
娘 シュプリンツェが
自死してしまう悲恋

ハヴァ(ミュージカルではチャヴァ)の
結婚相手も
原作では革命家ではない

ちなみに
原作では追放時点で
ツァイトルは未亡人、
つまりモートルが亡くなっている



テヴィエは
何かというと
自分は女々しくないという

しつこい

自分に言い聞かせているのかな



原作では
当時のロシア領であるけれど
ウクライナの話

イディッシュ語と
ウクライナ語と
ロシア語 等
翻訳でも
あえて日本語の単語に
原語をルビふるなど
工夫されている

ユダヤ人をあらわした
テヴィエのセリフが
ミュージカルのタイトルとなってるけど
原作では
テヴィエはそんなこと言ってない

どこにこれが出て来るか
ある意味楽しみだったりしたのにな

ミュージカルは
原作を発展させたブロードウェイ版だから
言語も人物の取り上げ方も
違って当然



それにしても
日露戦争が色濃かったのか
日本という単語が
何度も出てきた

家族愛と
ユダヤ人の悲哀を感じる
ミャ―ジカルも感動的だが
著者が関わって
先に舞台化されている
ストレートプレイがあるそうな

どっかのカンパニーで
やってくれないかな




読了:令和8年3月28日

牛乳屋テヴィエ …岩波新書の公式頁


posted by 紫 at 22:56| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 翻訳小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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