2026年04月03日

壁に書かれた預言 ヴァル・マクダーミド:著

サラ・パレツキーが
はしがきを寄せている





ネタバレしています
壁に書かれた預言.png



〇 ミッテル

カップルが
精神的に行き違ってる

ドラマや映画の
切り取りシーンのように
こじゃれた書き方だが
よく読んだら
ちっとも
こじゃれてない



〇 疾走

慰謝料請求できない妻が
車の身代金を夫に請求するという真相

犯人が分からない状態の夫から
依頼されたオンナ探偵が
お金も払わず
車を取り戻すと請け負う

推理力だけはある
オンナ探偵

真相に気づく

周りから女性は
そういう能力が乏しいと思われていて
依頼人も気にしてないだろうと
妻に協力する


いや、わたしは
イヤやなと思った

妻の小細工を手伝うなよ



〇 油断大敵

妻が殺したに決まってるやんか

読んだ人の中で
オチが分からない人がいるんか?



〇 命取りのミス

これも
オチが分かってしまう

カノジョを助けるために
恋人のオンナが
夫を殺す

他に方法あるやろがい



〇 白夜と黒魔術

カノジョのいる女

この女が
カノジョから虐げられていると思った
オンナ

女が死んだのも
カノジョのせいだと思っている

それで
このカノジョを殺すとは

こんなん、
痛快に思う人おるかいな



〇 壁に書かれた預言

今なら
SNSの連なり

大学のトイレでの
DV被害の女子学生の落書きから
色んな人らがカキコミ

同じ経験した人、
彼氏の悪口や
女子学生への励ましから
彼氏は心入れ替えたいよという人

ラスト、
この被害学生らしき人物が
自死

こんな他人の無責任な発言は
何の意味もないっていう感じ



〇 真人間になりたい

札付きのワルが
かたぎになりたい

これで
かたぎになれる
って、結局暴力でお金貰ってる皮肉



〇 得がたい伴侶

不採用のたんびに
対象の事業所に嫌がらせしてたら
キリがないで

しかも
その嫌がらせで
何人も殺してる

わたしもこうなってたかもって
犯人の気持ちを代弁するようなことをいう
求職してるオンナ

違うから

絶対に


〇 クリスマスのしきたり

「レベッカ」を知らないから
よく分からん

息子を殺す母

いやあ、よく分からん


〇 サンタを殺した少女

泥棒だと思って
サンタのかっこをしたパパを
殺してしまった女の子

死んでなかったけど

それにしても
この子は
サンタに化けた父親が
分からないんやな、
笑えんな



〇 お大事に

花粉症の犯人

警察内部に
通じてるやつがいる

ラスト、
くしゃみする警察の男
って、この男
誰よ

ミステリーじゃないからエエけど
推理小説なら
登場してない人を持ってくるのナシやろ


〇 善意の罠

つまり、修道女たちが悪モンだと?

慈善の心は家庭から始まる
ってセリフを下げに持って来てるけど
知らんがな、こんなことば


〇 帰郷

有名人になった
元カノの出演するラジオを耳にする
人妻

何があったのか知りたいのに
具体な内容はない

書いても
よかったんちゃうん、別に



〇 火祭り

コレも
不倫された妻が
不倫した夫・相手の女を殺したって
分かるやん



〇 ビンゴ・ホールの女たち

短編集やからね
もうちょっと
短めにプリーズ



〇 残念賞

賞を取れなかった作家に
あてがわれる女

知らずに
何度も愛し合って
信じあうまでになった女の正体を
作家が気づく

トニーやグラミーは毎年テレビで見てて
受賞式の
それも取れなかった人の様子って
こんなんかなと思った

本作の中でも
オチが好きな話



〇 変身

キワドいレズビアンの性描写はあるが
これも
心理的になかなか面白い話

ただ、
棄てられるから
その前に殺すっていうのは
身勝手



〇 恋人たちの末路

男が
何のために
女性を騙しているのか
分からないまま進む

策が練られていて
時間をかけて目的を遂げるのが
面白かった



〇 ダンディーへの道

父の歌う曲に出て来る
ダンディーへの道
という歌詞

小さい頃から
成長して
父が亡くなるまでの
父が歌う曲を聴く娘

当初は退屈な
大家族的な話だと思ったが
最後まで読んだら
イイ感じ




翻訳が巧いというのもあると思うが
1文章に
状況が分かる情報が詰まっていて
短編向きの作家だなと思った



読了:令和7年10月9日






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posted by 紫 at 22:57| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 翻訳サスペンス小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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