2025年04月08日

ゴスペルシンガー ハリー・クルーズ:著

みんなが待ち望んだ
ゴスペルシンガーの帰還


ネタバレしています
ゴスペルシンガー.jpg




エニグマの少年だった
ゴスペルシンガーは
美しい歌声を手に入れて
大スターになった

その声で人々を癒した

しかし
その実態は
本人自身が嫌気がさすほど
ゲスかった

女好き


歌声で神を感じた
エニグマ時代の彼女 メリーベルをも
毒牙に懸けた

純真だったメリーベルは
全裸であちこち待ち伏せして
ゴスペルシンガーを辟易させるくらい
変貌してしまった

ゴスペルシンガーは
メリーベルが殺されて
ほっとしていた部分があった

メリーベルは外では天使のようで
ゴスペルシンガーの徳を皆に称え
ゴスペルシンガーの教会まで建てさせた

そのメリーベルが
説教師 ウィラリー・プガティー・ハルに
ゴスペルシンガーと自分の真実を告げた

ウィラリーは
メリーベルを
アイスピックで何度も刺して殺した

噂になってるように
レイプはしていない

なぜ殺したのか
牢の中のウィラリーにも分からない

ゴスペルシンガーは
ウィラリーに面会し
この話を聞いて愕然とする


ゴスペルシンガーと
周りの人間の
信仰心、
そして彼らの裏と秘密を
これでもかと見せつける


この話は
ゴスペルシンガー最後の1日とも言える

マネージャーのディディマスが進めた
エニグマでの集会ライブ

ディディマスも信仰心が篤く
前任の
金に汚いマネージャーを
ゴスペルシンガーに相応しくないと感じ、
殺害して
マネージャーになりあがった

この集会は
主催する説教師が
金の為に
ゴスペルシンガーを相方に引き入れたくて
おこなった

メリーベルの死、
ウィラリーとの刑務所面会
気がめいる実家での家族たちの様子と
ゴスペルシンガーの疲れはてた状態が極度に達した

ゴスペルシンガーは
それまでのみせかけをやめ、
メリーベルのひどさ
自分の本性などさらけ出した

集会に来ていた多くの人たちが
大混乱

ゴスペルシンガーは
怒りに飲み込まれた人々に
縛り首にされた


気がめいる描写が続く

ゴスペルシンガーは
自分はただ歌うだけで
癒しの力はないのに
みんながどこに行ってもついてくる

信仰心から人を殺したディディマスも
恐らくその理由かもというウィラリーも

信仰とは何か


ああ、
なんて話だったのだろう




読了:令和7年3月13日


ハリー・クルーズ …ウィキペディア(英語)



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posted by 紫 at 05:40| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 翻訳小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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