2025年02月17日

ロバと王女 ミュージカル映画 一口感想

WOWOWで視聴


ネタバレしています
ロバと王女.jpg




ペロー童話をもとにした
フランスのミュージカル映画

音楽も洒落てると思ったら
ミシェル・ルグランとは


王女のカトリーヌ・ドヌーヴも
歌がうまいと思ったら
アン・ジェルマンの吹き替え

赤の王子(ジャック・ペラン)の居城の人たちや
城下の人たちも
歌うけど
吹き替えかどうか不明

プリンシパルで言えば
ジャック・ペランも
ジャック・ルヴォーが、
リラの妖精のデルフィーヌ・セイリグも
クリスチャンヌ・ルグランが
それぞれ吹き替えていた


王(ジャン・マレー)が
最愛の王妃(カトリーヌ・ドヌーヴ2役)が病に倒れたとき
自分が死んだら
自分より美しい女性を妻にしろと約束を迫られ
それをのむ

王妃を失って
王女の顔なんか見たくもないと言って遠ざける

そして
臣下たちが各国から肖像を集めさせ
1人ずつ推挙するけれども
現代だと
セクハラとも取れる文句ばかり言ってた

不適切にもほどがある

他国の肖像画の中に
娘の王女の肖像画が混じっていて
わが子を遠ざけるバカ父は
この人にすると言い、
それ、王女様ですよと言われるところも呆れたし

最愛の妻の忘れ形見で
同じ人が演じてるんだから
肖像画みたときに
そっくりだーくらい言うたらどうやねん


結婚する訳にはいかない王女は
リラの妖精に助けられて
逃げ出す

リラ精から
魔法の杖を貰う

このときも
私はスペアの杖があるから
と言ってるリラ精に笑った

魔法の杖のスペアってlol


ロバの皮をかぶって過ごす王女は
喋るたびに蛙を口から吐き出すいじわるオバン(ルイーズ・シュバリエ)の
下女として
豚の世話

かぶっているロバは
父王が大事にしていたロバで
コインとか宝石を排泄する

ペロー童話の
宝石姫を思い出した

ロバの皮は
なめしてるとは言え
クサいから
王女は「ロバの皮」と呼ばれて
村人から忌み嫌われる


王子が
ロバ皮の村にやってきた

汚いあずまやに住んでいたロバ皮は
部屋の中を魔法の杖で綺麗にしたり
美しいドレスを出したり
適宜、楽しく暮らしていたが
王子が来たことが分かると
美しい格好をして気を引く

王子は恋の病に倒れ
ロバ皮の焼いたお菓子が食べたいと言い
ロバ皮は
中に指輪を仕込んだ

この指輪がぴったり合った人と結婚すると
言い出す王子

これは
同上ペロー童話「サンドリヨン」
つまりシンデレラやな

赤の国では
シングル女性はみんな指をほっそりして
指輪をはめられるようにするため
怪我したり痛い思いをする下りがあり、
いざはめる日になると
みんな無理して指が腫れたりしたのかして
誰も合わない

この指輪をはめる順番も
まず王族、
そして公・侯・伯・子・男爵家の娘の順、
それから
城の従業員やね、料理番とか格下に行って
ラストが無職

最初は侯爵令嬢とか翻訳字幕ついてたのに
最後はひたすら指輪がはまらないシーンが延々続いて
もう、何の人かの訳もつかなくなったlol

王子はロバ皮の指輪だと分かっているから
これで終わりだと言われたとき
ロバの皮がまだって言いだして

最初からそうしろよ

こっから
とんとん拍子に結婚シーン

実は
好き同士やろと思われていた
王とリラ精は結婚してる

馬車とかで移動してるシーンがあったりで
中世の物語やろと思っていたら
ヘリで王とリラ精が来て
こんなとき魔法で来いよ、
いや、ヘリで来るってlol


ツッコミどころ満載の
ナンジャコリャ映画

ミシェル・ルグランの音楽と
カトリーヌ・ドヌーブの美しさが
特記事項かな



視聴完了:令和6年12月31日



ロバと王女 …ウィキペディア



ミュージカルランキング

posted by 紫 at 05:02| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください

この記事へのトラックバック