2025年02月01日

アラバスターの壺/女王の瞳 ルゴーネス:著

幻想短編集




ネタバレしています
アラバスターの壺 女王の瞳.jpg



〇 ヒキガエル

 復讐ホラー

 本書の一発目がこれだから
 こういうのが続くと思ってしまった

 これが一番よかった



〇 カバラの実践

 つまり
 骨の幽霊が
 あの女だったのか?

 意味が分からない



〇 イパリア

 美しい娘が
 自分の美しさにうっとりするとか
 ないし

 男性目線、うっといあ



〇 不可解な現象

 影が猿とは

 恐怖でも何でもないのだが…



〇 チョウが?

 ラストの下げのセリフが
 このタイトル

 これ、笑うとこやんね?



〇 デフィニティーボ

 デフィニティ―ボに参ってる男が
 デフィニティーボだったということ?

 もひとつ
 意味が分からない



〇 アラバスターの壺

 やはり男目線

 ファムファタール扱い
 めんどくさい



〇 女王の瞳

 アラバスターの壺の
 続編

 呪われた人が女性だった時
 どうするのかねー



〇 死んだ男

 発想がおもしろい

 ルゴーネスは
 こんなのが書けるのに
 勿体ない



〇 黒い鏡

 鏡に何か映るとか
 もういいよ

 別に怖くもなんともない



〇 供儀の宝石

 詩のような
 表現が美しい

 えーー、最後焼け死ぬのーー



〇 円の発見

 ホラーというより
 ユーモアSFな感じ

 オチまで
 うまくまとめられている



〇 小さな魂

 子どもたちが死んでしまった

 魂は
 小鳥になって戻ってきた

 親としては
 そう思いたかろう



〇 ウィオラ・アケロンティア

 毒を持つ花の話

 植物学上
 実際ありそうな感じ



〇 ルイサ・フラスカティ

 幽霊かと思いきや
 絵画の中の人物だった



〇 オメガ波

 SFホラー

 エーテルと言えば
 麻酔しか知らなかった




〇 死の概念

 解説には
 自分を殺した夫への復讐譚的なことが
 書かれているが

 そんな風に読めなかった



〇 ヌラルカマル

 あまり印象に残らない



誰かが語るのを
作者が記録したようなパターンを取ってるのが多い






読了:令和6年12月13日


ルゴーネス …ウィキペディア
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posted by 紫 at 05:18| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ホラー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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