2025年06月19日

SONG WRITERS 令和6年12月 大阪楽日 森ノ宮ピロティホール

席は
F列 下手寄り


ネタバレしています
SONG WRITERS.jpeg




ミュージカル
SONG WRITERS

令和6(2024)年12月8日 大阪千穐楽
日曜 12時 公演

森ノ宮ピロティホール




〇 作・作詞・音楽プロデュース(以下、敬称略)

 森雪之丞




〇 演出

 岸谷五朗 …ウィキペディア




〇 音楽監督・作曲

 福田裕彦





〇 作曲


 KO-ICHIRO(Skoop On Somebody)


 さかいゆう


 杉本雄治


 中川晃教





平成25(2013)年初演後
再演を経て
いままた上演

脚本家と作曲家の若者が
ミュージカルを作り上げ
成功を夢みるストーリー

…のはずが
劇中劇の物語が
現実となって表に出てくる

観客は笑っている間に
不思議な感覚に包まれ
そして真相に辿り着く





【劇中劇の妙】

エディとピーターの話に
普通に並行して
劇中劇が進行しました

当初、あの劇中劇のピースは何か
分かりませんでした

でも
マリーが歌って
パティが歌って
シンクロして来て
ああ、劇中劇かと分かりました

とはいっても
この劇中劇が
実は現実の話で
マリーは
パティが整形した同一人物で、
劇中劇の登場人物も
みな実在する人たちでしたね




【よしもと新喜劇】

マフィア連中が
小さな案件に
やたらこだわっています

若手の脚本家と作曲家の
ミュージカル成功話

…というよりは
マフィアのドタバタで
ストーリーが進みました




【コレオ】

事前番組で
あっきー(中川晃教)とヤラッチ(屋良朝幸)が
歌って踊るのをいくつか見ました

2人のパフォーマンスに
ピーターとエディの関係性や
3度目の共演となる
あっきーとヤラッチの仲の良さも見えて
舞台が楽しみになりました

そけにしても
あの振付は…

生で見たら
また印象が違うかな
…くらいに思いました

ですが
舞台で筋を追って見てるのに
同じ感想を持ってしまいました




【爆竹】

3度目の上演ですし
この回は大阪の楽日でもありますので
リピーターも多かったことでしょう

マリーのみりおん(実咲凜音)登場場面と
ニックの真ディー(武田真治)が出てきたとき
客席の一部から
拍手が起こりました

びっくりしました





屋良朝幸

 エディ・レイク

はっきりした顔だちで
はっきりした声

舞台向きの人ですね

エディにぴったりです






実咲凜音

 マリー・ローレンス 

久しぶりに
みりおんの美声を聴きました

あっきーが
最後のカーテンコールで
みりおんのことを
大阪出身だから、と言って
 あっきーは
 宝塚歌劇出身の人に
 大阪公演だから、というフリをよくするので
 関西ゆかりのって意味かもしれません
話しなよって
みりおんだけを残して
はけました

みりおんは
神戸って言い直して
お気をつけてーって
普通に標準語で呼びかけてくれました

みりおんの直近に見た舞台は
生きる(ネタバレ記事)でした

みりおんには
いつも元気を貰えます






相葉裕樹

 ジミー・グラハム

冒頭
ニックと共にピーターの部屋に入る
管理人

顔がよく見えません

声がコング桑田さんみたいなのですが
コングさん、もっと恰幅がいいので
違う役者だろうなと

そしたら
ばっち(相葉裕樹)でした

この管理人は
劇中劇に出てきた刑事の
弟が変装していました

似てますかって
弟は聞いてましたが
特殊メイクもなしに
ばっちのままだから
そっくりですよ

ジミーは
マフィアと通じる悪徳警官

…だと思ったら
おとり捜査官でした

マフィアにばれて
殺されます

ばっちは
弟だと正体を明かす前の管理人のとき
あのこもった声で
あっきーとデュエットしてましたが
ああ、巧い役者だなと思ってしまいました

ちなみに、わたしは
登場人物の中で
ジミーが一番好きです

ばっちを見たのは
HEADS UP!(ネタバレ記事)以来

グリブラでばっちをよく見ていましたので
何回も舞台を観てるかと
錯覚していました






青野紗穂

 パティ・グレイ






蒼木陣

 ベンジャミン・デナーロ






東島京

 アントニオ・バルボア






コング桑田 …ウィキペディア

 カルロ・ガンビーノ 

マフィアのボス

相変わらずの美声

直近は
印象に残っているのは
メリー・ポピンズ(ネタバレ記事)

このときも
美しい声に
うっとりしたものです





武田真治

 ニック・クロフォード

エディの頭の中の劇中劇だと思って
見ていたときに
顔を
フードみたいので隠した潜入捜査の警察官が
出てきました

どう聞いても
声が真ディー

2役する人もいるんだなと
思いました
 ばっちが兄と弟2役でしたし
  → これは終盤に分かったことですけれども

ところが
この潜入捜査官が
ジミーを騙した悪モン

劇中劇ではなく
同時進行のパティの物語だと分かったときに
あーーなるほど
…ってなりました

真ディーの2役ではなく
ニックそのものだったのです

エディやピーターの友達だと思っていたのに
マフィア側の卑怯者だったのも
ショックでした

ラストシーン

登場人物全員で
決めポーズのとき
ニックは床にうつ伏せ

特徴的なニックのハットが
頭から転げたので
お客が笑いました

ところが!
これ、真ディーがこけたそうです

ニックが何度か出るたびに
てんこ盛りっ!と言いながら
ポーズする
 ここで一部の客が毎回、爆竹拍手

これをやろうとした真ディーが
こけちゃって
それにお客が笑った様子

カーテンコールでのこの説明に
また笑いが起きていました

真ディーを
いちどは舞台で見たいと思っていたのが叶ったのが
この年4月の
スゥイーニー・トッド(ネタバレ記事)

まあまあ早期に、また
板の上の真ディーを見ることができて
嬉しかった






松島蘭






栗原沙也加






鈴木昌実






塩川ちひろ






内木克洋






川口大地






榊海搭







〇 スウィング


大山怜依





柴野瞭








中川晃教

 ピーター・フォックス

あっきーの歌に
癒されました

作曲家の役なのも
楽しい

ただ
エディとW主演だと思っていたので
自分の勘違いに苦笑しました










わたしの
左隣のお客

そんなに体も大きな人では
ありません

なのに
彼女の右足が
私の左足にずっと当たっていて

1幕が見づらかった

楽しんで手拍子するのはいいのですが
そのたびに
わたしの体も揺れて
不快でした
posted by 紫 at 05:02| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 中川晃教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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