2024年12月06日

サイモン・アークの事件簿Ⅱ エドワード・D・ホック:著

サイモン・アークの短編集
第2弾

※第1弾のネタバレ記事


ネタバレしています
サイモン・アークの事件簿Ⅱ.jpg


〇 過去のない男

歩いていて
なぜか突然刺されて
死ぬ男

被害者と介助者がグルで
介助者が被害者を殺すことは被害者には内緒

刺された振りしてうずくまる被害者に
介助者が駆け寄って
そのとき刺してるという
よくあるトリックだが
実在する
過去のない少年 カスパー・ハウザーが
例えに出たりして
答えが分かる迄わくわくした




〇 真鍮の街

長いわー

もっと短いのを採録してほしい

何のために短編集読んでるか分からない

まあ、その冗長さのお陰で
被害者と加害者が
よく似ている姉妹だということを
読者は忘れることができるけれど




〇 宇宙からの復讐者

父と娘だとサイモンが見抜くが
コジツケにしか感じなかった




〇 マラバールの禿鷲

マラバールという地名があるのを
初めて知った

そんなことより
禿鷹は知ってるが
禿鷲なんで初めて聞いた

読まないと
このタイトルでは
何のことか分からなかった




〇 百羽の鳥を飼う家

テーブルの下に人が隠れていて
テーブルに穴が開いてて
テーブル上の粉を盗み
その関係で起きた殺人事件だった

100羽とは
凄いなあ




〇 吸血鬼に向かない血

なんで全部の血がないのか

犯人は医師だから
なるほど




〇 墓場荒らしの悪鬼

目当ての墓の遺体を調べるため
真犯人は
関連の墓をみな暴くという
コレも
連続殺人に見せかけるトリックによく見る根多




〇 死を招く喇叭

なんで
その喇叭を拭いたら
年寄になって死ぬのか

なんだ
高齢者の遺体に自分の衣装を着せて
入れ替えてたのか

この話はそうだが
喇叭の伝説で
吹いた人が高齢になって死んだ謎は
今も謎のまま





読了:令和6年10月5日


サイモン・アーク …ウィキペディア






posted by 紫 at 05:04| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 翻訳推理小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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