2025年03月10日

終りに見た街(令和6年版) 勝地涼 出演 宮藤官九郎 脚本 ドラマ

山田太一 原作小説の
ドラマ化

テレビ朝日開局65周年記念

令和6(2024)年9月21日
土曜 21時-22時54分


ネタバレしています
※フィリップ・K・ディック「たそがれの朝食」の
 ネタバレもしています
終りのない街.jpg



寺本真臣 】

テレビプロデューサー

チャラい

なんでもSNSにアップする

タイムスリップした主人公(大泉洋)は
しかし、スリップ先の昭和19~20年に
何度も寺本を見ている

寺本が
タイムスリップに関係あるのかと
主人公は思ってしまう

ラスト
現代なのか、未来なのか
シェルターに避難して
ワインを飲むチャラい動画を
寺本は
SNSにのせる

死にかけの主人公のスマホにも
それがアップされ続ける



終りに見た街 】

家ごとタイムスリップして
戦争がからむプロットは
フィリップ・K・ディックの
「たそがれの朝食(ネタバレ記事)」を思い出しました

連ドラと思い込んでいたので
なんと何ヶ月もテンポよく進むなと
感心して見てしまいました

劇伴も
不安感をつのり
物語に
マッチしていました



ラストシーン考察 】

主人公の母(三田佳子)が
子ども(子役:松岡夏輝)に戻っていて
初恋の人(奥智哉)と
主人公の倒れている場所を通り過ぎる

母の初恋の人が
主人公のスマホを踏んづける

昭和19年、20年だったのに
未来的な街に倒れている主人公

主人公の腕が
取れている

踏んづけられたスマホに
寺本の動画がアップされ続ける

意味が分かりませんでした

主人公たちが
昭和19年の人々に
物々交換で食料など貰っていましたから
令和のものを過去の人に渡したことから
パラドックスが起きたのでは

そのせいで
現代に戦争が起こってしまったのでは

ここに空襲はないはずだという
主人公の昭和20年のセリフがあったけれど
ここもズレてしまったのでは

昭和19~20年に
いつも出て来る男が
みんな寺本に見えてしまっていた主人公は
追いかけてみたら
別人でした

寺本だと思った人たちは
みんな違ったのかも

主人公も
大きなストレスが生じてたでしょうしね

現代に戻ってきたとき
スマホを踏んづけた人たちが
主人公には
母の子供時代と
母の初恋の人に
見えてしまったのかも

そもそも
この人たち
通りかかってもないのかも

なんでもストレスって言いたくないのですが
そしたら
これらの謎はどういうことなのでしょうか

いやあ、やっぱり分かりません




勝地涼】

勝地くんが
チャラい寺本であればあるほど
昭和に現れた寺本モドキたちもコワイし
ラストの寺本もコワイ

昭和に
眼だけのアップがあって
とてもすっとした瞳でした

勝地くんの目をのぞきこむ機会は
そうそうありませんでしたので
美しい瞳をしていることに
初めて気づきました

ドラマも勝地くんも
オモシロかった











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posted by 紫 at 05:06| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 勝地涼・宮藤官九郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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