2024年06月13日

オデッサ 令和6年2月(大阪3日目)  ピロティホール

席は
B列中央 上手寄り

よく見えました



ネタバレしています
オデッサ2.3.jpg




オデッサ

令和6(2024)年2月3日
土曜 13時 公演

森ノ宮ピロティホール










作・演出(以下、敬称略)

 三谷幸喜 …ウィキペディア



テキサス州 オデッサ

英語が分からない日本人の旅行者が
殺人容疑で逮捕された

日本語が分からない日系人の警部が
取調を行う

日本人留学生が
通訳に当たる

三谷幸喜の当て書による
新作舞台




劇伴】

今回も
三谷作品に欠かせない
荻野清子さんの
ピアノ生演奏

私の席から
弾いている腕まで
よく見えました




シットコム】

ミステリーとか
サスペンスではあるのでしょうが
私、オデッサ
シチュエーションコメディーに感じました

ドッカン!
とくる笑いではなく
クスッという感じ

3人が
当て書された役割を演じることで
笑いになりました





真犯人考察】

高齢男性を殺したのは
本当に
日本人旅行者 児島だったら
おもしろいな

通訳青年 日高が
高齢男性の犯人というのも
おもしろいな、
通訳でミスリードさせるとか

見ながら
色々考えました

そもそも
高齢男性の息子が犯人だと
あまりに陳腐ですから
絶対
真相は別だと思ってしまいました

三谷脚本ですので
連続殺人が絡んだら
それは大きな伏線だと分かります

そちらに人員が割かれて
高齢男性殺害事件がいい加減になり
そのためにドラマが生まれる
…的な使われ方をしないことは
一目瞭然です

しかし、私の思考は
ここまでで止まってしまい
児島が連続殺人の方の犯人だとは
分かりませんでした

ところで
児島が
りんごは塩じゃなくて砂糖につけたら
…というくだり、
児島のセリフのトーンが少し違いましたが
そんなことしなくても
あっ!て観客は分かりましたよ

この人、
英語が分かるんだ



ルーツ】

日高が
クンタ・キンテを知らないとは
ショック

ルーツという単語も、私は
このときに覚えたようなもんです



鹿児島弁】

児島が使います

日高も使います

カッコいいし
ステキな方言でした





宮澤エマ

カチンスキー:警部
※英語監修も

米国人は
こんな表情をよくする

子どもがいて
母親としても共感呼ぶ感じ

3人の中では
一番まともな人物でしたね






迫田孝也

児島勘太郎:日本人旅行者

英語ができることを隠していたことで
日高は
児島を全部 信用できなくなります

でも
隠していたのは
ロンドン出身ということだけ

鹿児島で警官だったことや
銃を無くして失職したのは本当

人生がむちゃくちゃになったと
感じたことも

一番オイシイ役ですよね

あたふたしてる鹿児島の男と
流ちょうに英語を話す男

ネタばらし
…からの
スマートさ

カチンスキ―警部も日高も
かすんでしまうほどに
魅力にあふれる人物でした







 ナレーション

公式サイト等で
事前に見たような気がしましたが
よこちんがナレーションなの
忘れてました

字幕も重要な舞台でしたが
エンドクレジットも
背景に字幕で映し出され
よこちんの名前が出ると

おおー…

と声を上げている人もいました





柿澤勇人

スティーブ日高:日本人青年

子育て中の
オデッサで働く警察女性と
訳アリで警察を離職した
鹿児島男性にはさまれて
悪戦苦闘のさまが
巧く描かれています

鹿児島弁と
英語を
駆使しなければならず
かなり苦労したカッキー

カチンスキ―からも児島からも
結局はバカにされ
かなり落ち込む役柄

三谷さんの
カッキーのイメージが
こんな感じなんですね

それにしても
本名は「筋男」であること、については
舞台を見て笑いたかった

観劇前に
見てしまったんです

東京公演を見た人の
Xのポスト…










左隣の席の人

コートもバッグもゴツい

膝…コート
床…バッグ
に置いてるのですが
私の足に当たっていました

ピロティホールが
初めてなのかな

ここ、席が狭いですよね

観劇中、ずっと困りました



















posted by 紫 at 05:44| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 柿澤勇人、三谷幸喜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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