合衆国で
オバマ大統領が退陣した後の物語
ネタバレしています
主人公は
オバマ政権が終わった後の
ジョー・バイデン
ジョーの一人称で
ストーリーが展開していく
著書は
オバマに感謝をし
アンクル・ジョー(バイデン)に献辞
ジョーが公務でよく乗っていた
アムトラックの車掌 フィン・ドネリーが
アムトラックの線路に横たわり、
列車にはねられて死亡
ポケットに
ジョーの家の※地図※と
※書いたものかと思って読んだけど
真相から推察すると
ネットで調べたものの印刷っぽい
それとドラッグが入っていた
そのため、ジョーにも連絡が来た
ジョーが
バラクに協力してもらいながら
フィンの謎を追っていくミステリーとはなっているが
驚く真相でもなく
設定も陳腐
どちらかというと
ジョーの大冒険的なサスペンスという感じ
ジョーの一人称なので
何をどう思ったかという
本人は大真面目、
でも読んでいる者はくすっと笑える心理的な面が
魅力的
副大統領だった時はどうだったのか
バラクとの今の関係
妻 ジルならこう言うだろう的な予想
中身をかなり知らないと書けないと思うが
筆者は取材したのか、
それとも創作なのか
気になった
ダン・カプリオッティ刑事とは
長年の仲だったのに
こいつがフィンを殺して
ドラッグも横流し、
悪徳だっただけでなく
ずっとジョーが感じていた友情も
ちっとも持ち合わせておらず
ジョーは哀しい
だが、
ジョーに追い詰められて逃げるときに
ジョーにいつもする挨拶の仕草をするところは
少しホロっと来た
ダンは線路に降りて
挨拶して、
走ってきたアムトラックにはねられる
ここで死んだと思ったら
ブチャクチャした身体で復讐に戻るという
ここは余計な下りかな
今作は
ダンだけでなく
フィンへの友情も長年持ち続けていたジョーの姿が
根底に流れている
オバマケアが
次の大統領にぶっ壊されたのは有名だが
それを回想し
憂うジョーも描かれる
※本作には
バラクの次の大統領の名前は
徹底して書かれていない
ジョーが痛めた足が気になる
読み終わって
今のバイデン大統領の顔を拝みたくなった
ネットで画像を検索しまくってしまった
読了:令和6年1月13日
アンドリュー・シェーファー …ウィキペディア(英語)