大統領がテディの時代
ネタバレしています
大恐慌直後のアメリカ
セリーナは
製材事業所を経営するペンバートンと結婚
ペンバートンは
遊びのつもりで
賄い娘に手を出し
妊娠させていた
娘の父親は怒って
セリーナを伴って戻ってきたペンバートンと
一騎打ちを仕掛け
死んでしまう
娘は保安官に付き添われ
失意のまま去る
セリーナは徐々に頭角を現し
伐採作業員たちからも一目置かれるようになる
そしてセリーナは
事業拡大の為なら
不要な共同経営者も排除するため
殺害も厭わない
セリーナはペンバートンと共に
どこへ向かうのか
賄い娘の話が
間にはさかってくる
その息子も生まれて
母子家庭で必死で育てている様子が
毎回出て来る
このエピソード
邪魔やなと思った
娘が頼りにしていたのは
息子ともどもかわいがってくれていた未亡人
セリーナは
自分が流産してしまい
その失策かました医師も殺害
いや、これは
ペンバートンの差し金だったかな
この殺害から
セリーナに忠誠を誓った
伐採作業員の1人が実行するようになる
ペンバートンが徐々に
既に生まれている息子に思いを向かわせていることを知り
この母子も殺そうとして
居場所を吐かせるために
母子を可愛がっていた未亡人を
伐採クンに殺害させる
母子の話は
母子殺害に照準を合わすために
繰り返し現れることが分かる
また、この母子
ラストにも影響してくるが
それは後述する
保安官は
ペンバートンの圧力にも屈しなかったが
後任の保安官が来て
失職する
正義感にあふれる彼は
母子を救うために奔走するも
合法的な方法では無理だと悟り
セリーナ邸を燃やす
この火事から
奇跡的に助かるセリーナとペンバートン
ペンバートンは
ここで改めて
大切なのはセリーナだと再認識する
保安官は
もと、保安官か
逮捕された
伐採クンがこの元・保安官に
会いに行ったという
セリーナがペンバートンに語るセリフ
伐採クンから逃げ延びて息子を育てる母が
元保安官にかけた電話の交換手から
この持ち主は死亡したと言われる場面
これで
元・保安官は伐採クンに殺されたことが分かる
ペンバートンのバースデーパーティー
やたら酔っぱらう
ペンバートン
不穏すぎた
こんなに飲みすぎるなんて
伐採クンの母は
目は見えないが
スピリチュアルな力で
未来を見通す
この力が衰えたそうだと
セリーナは
ペンバートンに話していた
伏線
伐採母が余興で呼ばれて
パーティの主役である
ペンバートンに
死に方を聞くよう促すセリーナ
おかしすぎる、
誕生日によりにもよって死に方を話題にするとは
伐採母は
ペンバートンを一つのもので殺す事なんてできやしない
と答える
力を失った伐採母が
セリーナに命じられて
こう語るように言われたのだと
ペンバートンは思った
そしてプレゼントは
クーガーを退治できる銃
翌朝
酷い二日酔いのペンバートンは
伐採クンと共にクーガー退治に出かける
既に不安が高まり
読んでいて
ハラハラしてしまった
ペンバートンは
写真嫌いのセリーナを説得して
2人の並んだ写真を撮って
出かける
セリーナの用意させたサンドイッチを食べて
腹が痛い
この上だと言われて
到着した所に
ガラガラヘビが何匹もいて
噛まれてしまう
そこから落ちたペンバートンに
伐採クンが真相を喋り出す
こうなったペンバートンを
置いて行けと
セリーナに言われた伐採クンは
それも伝え、
クーガーがやってくることも教えて
去って行く
意識をしっかり保つことも難しくなってくる
ペンバートンは
何かが近づいてくる音を聞く
セリーナが迎えに来たのだと
ペンバートンは考えている
物語は
ここで終わる
コーダ(結尾)で
1975年が描かれる
命に関わる心臓手術で入院している
ペンバートンの息子を産んだ母
セリーナのインタビューが載ったライフ誌を読み、
息子に読ませるつもり
この母には
夫がいるらしい
この1ヶ月後
ある男がセリーナ邸に忍び込む
耳が聴こえなくなった年老いた伐採クンが
ベッドわきの床でいびき
男は
まず伐採老人を殺害
セリーナが殺される描写はない
セリーナがゆっくり外に出て来る
背後に男が立っている
男の姿が消え
警備員が駆け寄ると
立った侭
セリーナが絶命していた
警備員は
飾ってあったセリーナ夫妻の写真を指差し
この男だったとペンバートンを指した
ペンバートンが蘇って復讐したのなら
それなりにおもしろいけど
現実問題としては
息子だろうな、犯人は
読了:令和5年10月28日
セリーナ …ウィキペディア(英語)