イノセント・スミスが
下宿屋 ビーコン・ハウスに現れた
ネタバレしています
奇抜な衣装
奇行的な言動
その場にいた女性コンパニオンに求婚し、
駆け落ちしようとするし
医師に発砲するし
ビーコン・ハウスで私的裁判が始まった
チェスタトンと言えば
ブラウン神父シリーズの推理小説
推理文庫
というブランドから出てるし
ミステリー要素があるのかと思いこんだ
ない!
全くない
正直、何が言いたかったのか分からない
イノセント=無邪気な
スミス:日本で言う○○「田」さん的な
名前もふざけてるし
これを何かの象徴と見なすのかと思ったら
裁判中に
「彼はイノセントな男なのです」
みたいなことを言う人も出て来るし
その侭やないかーー
恋はすばらしい
とか
自由な精神はすばらしい
とか
ムリクリ
こじつけられない事はないかもだけれど
こういうのがサラッと
なんの引っ掛かりもなく
読める人間になりたいとは思った
結論】
よく分からないけど
イノセント・スミスは
無罪放免になった
「新訳決定版」という言葉に
騙されてはいけませんぞ、
全くもって古臭い台詞ばかりだった
読了:令和5年8月16日
マンアライブ