2023年10月26日

マンアライブ G・K・チェスタトン:著

イノセント・スミスが
下宿屋 ビーコン・ハウスに現れた


ネタバレしています
マンアライブ.jpg




奇抜な衣装

奇行的な言動

その場にいた女性コンパニオンに求婚し、
駆け落ちしようとするし
医師に発砲するし

ビーコン・ハウスで私的裁判が始まった



チェスタトンと言えば
ブラウン神父シリーズの推理小説

推理文庫
というブランドから出てるし
ミステリー要素があるのかと思いこんだ

ない!
全くない

正直、何が言いたかったのか分からない

イノセント=無邪気な
スミス:日本で言う○○「田」さん的な

名前もふざけてるし
これを何かの象徴と見なすのかと思ったら
裁判中に
「彼はイノセントな男なのです」
みたいなことを言う人も出て来るし
 その侭やないかーー

恋はすばらしい

とか

自由な精神はすばらしい

とか

ムリクリ
こじつけられない事はないかもだけれど

こういうのがサラッと
なんの引っ掛かりもなく
読める人間になりたいとは思った



結論】

よく分からないけど
イノセント・スミスは
無罪放免になった

「新訳決定版」という言葉に
騙されてはいけませんぞ、
全くもって古臭い台詞ばかりだった


読了:令和5年8月16日


マンアライブ
posted by 紫 at 05:03| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | 翻訳小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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