2023年07月02日

ジキル&ハイド(大阪初日) 令和5年4月 梅田芸術劇場

席は5列 下手寄り

まあまあな前方席で
表情までよく見えました



ネタバレしています


ジキル&ハイド 初日.png



ミュージカル
ジキル&ハイド

令和5(2023)年4月20日
木曜 18時公演

梅田芸術劇場




原作(以下、敬称略)

 R.L.スティーヴンソン

  The Strange Case of Dr. Jekyll and Mr. Hyde より



音楽

 フランク・ワイルドホーン
   インスタグラム  



脚本・詞

 レスリー・ブリカッス



演出

 山田和也



上演台本・詞

 髙平哲郎


1990年テキサスで初演され
全米ツアーののち
1997年ブロードウェイで上演に至る

日本でも2001年初演から何度も再演された
大人気ミュージカル





オーケストラピットなし】

カーテンコール時に
袖から楽団が出てきました

前に梅芸で芝居を見たとき
オケピがあって
4列目が実質最前列だったことがあったので
てっきり5列目のチケットが届いた私は
かなり前の席かと思ってしまいました

オケピがないので
正味5列目でした



あしゅら男爵】

マジンガーZに
右半身女性、左半身男性のワル役がいましたが
今回のジキハイを見ていて
思い出してしまいました

クライマックスの場面で
ジキルとハイドが互いに
ジキルの体から
相手を追い出そう、
自分が前に出ようとしているところ

笑ってしまいました



ウエストランド】

ハイドがルーシーに
ジキルにあって
ハイドにないものを尋ねます

M-1にあって
R-1にないもの
…というネタでおなじみ
ウエランですやんか

笑いを堪えてしまいました

ちなみに
ルーシーは
あの人は優しかった
と答えていました



暗い】

いちベルが鳴るまで
客席で本を読むのですが
今回 
幕が開くまでの暗いこと

↓ これも字が読みづらいほどの暗さでした ネタバレ






笹本玲奈

 ルーシー・ハリス

迫力のある歌唱ですね

ジキルが秘密を打ち明けたジョンに
ルーシーが危ないから
早く逃がすよう頼み
ジョンがルーシーに早くここを去れと言いに来た場面

ジョンが辞去した後も
ルーシーはグズグズ荷造りして
これからの未来を喜んでいました
 特にミュージカルなので
 歌唱しちゃうから
 よけい時間がかかってるように観客には思えます

何してんねんな!
さっさと行きぃな!
ハイドが来るで!

と、
観客みんな、思ったはず

あと不思議だったのは
ルーシーの勤める風俗施設に
ジキルが来て
ルーシーに優しく呼びかけたとき
喜んで駆け寄るルーシーが
 可愛かったですね
相手がハイドだったと分かったとき
もの凄くがっかりしながら
知ってる人に間違えたと言って
ハイドから尻込みしましたが
そんなに
ハイドってジキルと顔が似てないのですかね

声、仕草、もののの考え方が
全く違って
そこがカッキーの芝居の凄いとこでしたが
顔が変わってないので
不思議すぎます

単に私がカッキーのファンだから
見間違う事がないって言うだけでしょうか…


↓ 玲奈ちゃんを見たのは4か月前かな ネタバレ記事





Dream Ami

 エマ・カルー

綺麗な声をしています

セリフも聴き取りやすい

また、何かのミュージカルで
あみちゃんを見てみたい



石井一孝

 ジョン・アターソン

ジョンは狂言回しですので
アンサンブルにも混じって歌っていました

まじめで
包容力のあるジョン

ヘンリーの秘密を知って
ジョンも苦しんだことでしょう


↓ かずくんを直近で見た舞台 ネタバレ





宮川浩
  
 ベイジングストーク大司教
 スパイダー

ハイドは1幕ラストで
まず
この大司教を殺します

逃げる大司教が
階段を駆け上がるとき
火が追いかけてきました

本当に階段部分に火がついたように見えましたが
どうやっていたのでしょう

それにしても
2幕で次々と委員会のメンバーが殺されますが
2幕はあっさりなやられ方

大司教は
荷物をぶつけられ
火をつけられ
ボロカスでしたね




塩田朋子

 ビーコンズフィールド侯爵夫人

ハイドは
ジキルの悪の部分を抽出した存在のような話があったと思います

ですが
夫人を殺したあと
ホームレスに彼女のネックレスをあげていましたので
完全な悪でもなかったのかな

それとも
夫人憎しで
そんな行為に出たのか

いや、
ハイドもいい奴なのでしょう、きっと
 なんのこっちゃ




畠中洋

 サイモン・ストライド


佐藤誓

 執事プール
  



栗原英雄

 ダンヴァース・カルー卿


川口竜也

 サベージ伯爵


伊藤俊彦

 グロソップ将軍



松之木天辺

 プループス卿



麻田キョウヤ

岡施孜

上條駿

川島大典

彩橋みゆ

真記子

町屋美咲

松永トモカ

三木麻衣子

玲実くれあ


〇 スウィング

 川口大地

 舩山智香子





柿澤勇人

 ヘンリー・ジキル
 エドワード・ハイド

ハイドの声がこもって聴き取れず
残念な思いをしました

ルーシーが
エドワード・ハイドと名乗ってた
…と言ってましたが
どこで名乗ってた?

ルーシーへの
ハイドの歌に出てきたのでしょうか

ハイドも無差別殺人ではなく
ジキルのときに対立した委員会メンバーを殺してますし
ルーシーやエマには
ジキルの思いの裏返しである
執着であったり
彼女たちがジキルを愛していることに対する
ややこしい嫉妬であったりかなと思われますし
そんなに悪の権化でもなかったなという感じがします

むしろジキルですよ

本人も反省してましたが
委員会に対して
人の話を聞かず、
自分は正しい
あなたたちはおかしいと言わんばかりの
意見の述べ方

委員会の方が
常識的に見えてしまいました

それと、これは1回見ただけなので
私が理解してないのだと思いましたが
これを飲んでアイツが消える
…とジキルが言ってたのですけれど
飲むからハイドが出て来るのでは?
と思ってしまいます

ジキルが黒を着て
ハイドが白

暗闇でも白い人物が奥から出てきたら
あ、ハイド
ってわかるのがおもしろい

私はハイドの方に惹かれました




私は
もう1回
大楽に行きます
posted by 紫 at 05:34| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | 柿澤勇人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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