席は10列上手寄り
舞台中央に椅子が向いているので
見切れもなく
とても見やすい席でした
ネタバレしています
宝塚歌劇 月組公演
ぴあ貸切公演
令和5(2023)年2月28日
火曜 15時30分 公演
宝塚大劇場
平安朝クライム
応天の門
-若き日の菅原道真の事-
原作(以下、敬称略)
灰原薬
「応天の門(ウィキペディア)」
脚本・演出
田渕大輔
藤原氏が幅を利かせていた
平安京時代
ある夜
在原業平が
訳アリ逢瀬の帰り、
通りかかった門の上に
巷を騒がせている鬼がいた
と思ったら
頭のよく切れる若者だった
これが
在原業平と若き菅原道真の出会い
2人は
力を合わせ
鬼の正体を探っていく
ラテン グルーヴ
Deep Sea
-海神たちのカルナバル-
作・演出
稲葉太地
深い海の底
カルナバルが
次々に熱いノリで展開していく
月組渾身のラテンショー
菅原道真と昭姫が
策略の一環で
並んで踊るシーンがありますが
つまりは
れいこと
くらげちゃんが
ダンスを披露するさま!
本公演でのこんな演出
ステキですね
鬼が出てきますが
その出で立ちと言い
正体と言い
コワイ
1人も誰がやってるのか
分かりませんでしたが
コワイ
丁度、見ているドラマに
鬼の面をかぶった犯罪グループが出て来るのがあり
あれも思い出したりしました
月城かなと
菅原道真
貸切公演なので
れいこが終幕後に挨拶
上ずった声で
トップと言えども
緊張があるんだなと
ほっこりしました
生意気な道真を
ツン!とした顔で演じていて
はまり役に思いました
海乃美月
昭姫
見るたびに
うまく
そして綺麗になっていく
くらげちゃん
道真と
いい関係にはなりますが
それは
雰囲気と2人の態度でわかること
昭姫は
これからも
道真といろいろ協力し合うのではないかな
鳳月杏
在原業平
検非違使の衣装、
かっこいい
れいこに恋愛要素がない分
ちなつが担っていました
高子との恋は
苦しいものでしたね
でも
希望の持てる終わり方になってたかな
梨花ますみ
桂木
専科の魅力的な
みとさん
今年、月組の組長になることが決まっています
光月るう
藤原良房
自分で悪い事をしないで
義理の息子である基経に押しつける
悪い中でも最たるワル良房
東京千秋楽で
るみこは退団です
↓ るみこ演じる冒頭のおっちゃんが正体含めて凄く良かった
白雪さち花
山路
千海華蘭
清和帝
ずっと
片手を曲げて歩く清和帝
本当に幼い子供のよう
からんも
東京千秋楽で退団
上記 桜嵐記では
大阪弁のジンベイが印象的でしたっけ
春海ゆう
藤原良相
夢奈瑠音
伴善男
蓮つかさ
國道
佳城葵
菅原是善
彩みちる
白梅
道真の捜査を手伝う
元気な女の子
原作の白梅も
とても可愛いそうです
みちるにぴったりですね
朝陽つばさ
源信
蘭尚樹
源融
風間柚乃
藤原基経
藤原としての
はかりごとをめぐらす基経
過去には
吉祥丸と仲良くなり
吉祥丸が自分の上を行く弟のことを語ったのを
成長した道真に会って
思い出したり
吉祥丸が惨死したことが
ずっと心に残っている基経
権謀術数うずまく応天門でのし上がろうとする姿が漂う
おだちんの基経ですが
吉祥丸のことを思い出す基経も
確かに存在していました
おだちん、難役でしたね
桃歌雪
桃李
日替わりエトワールの
1人だったようです
妃純凛
深雪
天紫珠李
藤原高子
業平との悲しい恋を
一身に背負っています
高子は生きづらさをにじみ出しつつ
凛とした女性
業平との今後もどうなるのか
…と匂わせで終わっていますね
鬼
礼華はる
藤原常行
結愛かれん
大師
金髪がひときわ目立ち
舞も美しい
今回で退団のゆいちゃん
大師は
印象に残るお役になりました
花時舞香
杏香
もっと見ていたい娘役の1人でした
卒業
淋しいなあ…
甲海夏帆
公達
彩海せら
紀長谷雄
天愛るりあ
愛蓮
るりあも
日替わりエトワールのようです
蘭世惠翔
若き日の高子
ゆうきのお母さんは
私ら世代では超有名な人ですが
だからって、いままで
特別扱いで見ていたつもりはありません
確かに今回は
卒業する他の生徒と同様
寂しさをこらえて見ていたことは確かです
けれども
誰が何と言っても
今回のヤング高子は
本当に素晴らしかった
いちずとひたむきさ、
そして
切なさを持ったヤング高子
いつまでも忘れません
菜々野あり
菜花
柊木絢斗
伴中庸
一星慧
藤原遠経
鬼
大楠てら
大拙
セリフはほとんどありません
その出で立ちが
用心棒としては満点のお役
見た目はコワいですが
人情に篤い人だと見えました
白河りり
ヨリ
手古
おだちんの今の基経が
吉祥丸を思い出すとき
手古ことヤング基経として
登場していました
この頃と
今の基経
パッと見は
内面も変わっているように見えます
ですが
手古時代を思い出しているときの
おだちん基経の雰囲気が
普段と違いますので
もとの人柄は
変わっていないのではと感じました
りんりんの手古も
もっと見たかった
そして
りんりんも
日替わりエトワールのようです
瑠皇りあ
吉祥丸
藤原のバカ兄弟らにそそのかされて
猛犬に対応し
かみ殺された吉祥丸
道真と基経に
大きな影響を与えたキーパーソン
もっと出番が欲しいお役でしたね
羽音みか
三好
きよら羽龍
フキ
おはねも
日替わりのエトワールです
真弘蓮
是則
美海そら
美柳
一乃凜
阿呼
幼少期の道真でした
主役の子役というだけでなく
物語の根幹をなすともいえる
ヤング基経と吉祥丸のエピソードに
ヤング道真が欠かせない
大事なお役でした
花妃舞音
藤原多美子
無邪気で
まだ幼い多美子
清和帝へ
入内することが決まっています
業平と駆け落ちして
清和帝への入内がパーになった
オワコン扱いの高子との
その対比もおもしろくて
これから
物事の嫌な面もいっぱい見ていくんだろうな
分別を伴って
大人になっていくんだろうな
など
まのんの多美子に
思いを馳せたりしました
彩路ゆりか
まのあ澪
爽悠季
毬矢ソナタ
咲彩いちご
日替わりエトワールの1人でしたが
私が見たこの日は
ナギちゃんかな?
申し訳ない、
そんな遠い席でもなかったのに
ナギちゃんかどうか自信ない…
月乃だい亜
朝香ゆらら
静音ほたる
七城雅
槙照斗
奏羽美緒
遥稀れお
水城あおい
和真あさ乃
涼宮蘭奈
澪あゆと
大瀬いぶき
蘭叶みり
綺乃ゆず
天つ風朱李
澪花えりさ
華羽りみ
一輝翔琉
美颯りひと
愛梛 とせ
相星旬
彩姫みみ
星丘しずく
美渦せいか
雅耀
穂波舞咲
八重ひめか
桜之真緒
どうやって落着するのかと思いました
そしたら
根本的なことは
何一つ解決せず
原作漫画がまだ続いているらしいので
仕方ないですね
こういう終わり方も
いいなと思いました