令和5(2023)年
1月14日~3月18日
22時
日本テレビ系列
土曜ドラマ
渡部篤郎さん出演中心の感想
ネタバレしています
備前武】
神奈川県の警察本部長
何が目的か分からない鬼たちが
やがて
界星堂病院の秘密を知っていると分かりだしてから
纏めるトップ感はどこへやら、
顔が険しくなってきました
とくに青鬼(菊池風磨)が
鬼の仲間のことを
強いてあげたら同志
と答えたのを聞いて
ざわついたりしていました
備前は
P2計画に関わっていたのです
ステルウイルスの研究を進めていた
加賀大輝(橋本悟志)が
自身の感染に気づかず
宿泊施設としていたホテルオシマに戻ったとき
廊下で接触した客の
山城琴音(上西星来)と
日向聡介(森島律斗)にうつしてしまい
3人とも亡くなった
研究がとん挫することを懸念した
長門道江(筒井真理子)県知事に依頼され
3人の死因を交通事故だったと隠ぺいした過去があります
このとき手伝ったのが
のちに界星堂病院の院長となった
播磨貞治(津田寛治)
秘密が漏れては困る
播磨院長が鬼たちに開放されて
武蔵三郎(櫻井翔)と取調室にいるときに
備前は
武蔵を気絶させ
武蔵の銃で播磨院長を銃殺
このときの録音が
鬼側にわたっており
そのために遂に
備前本部長は逮捕された
自分なりの正義に基づいたと話す
備前
鬼を頼むぞ
と武蔵に言い残して
大病院占拠】
ユーチューバー 因幡由衣役で
明日海りお(みりお)ちゃんが出ていましたが
白鬼こと日向ゆり子を真飛聖(ゆう)ちゃんが演じていて
2人が対決するシーンもあり
花組トップのみりおvsゆう!
となって
密かに楽しみました
とにかくどんなドラマかというのを
事前に伝えず
鬼も口元しか分からないし
予告も1シーンを少しするだけという
ネタバレを避ける徹底ぶりでした
鬼の正体が明かされるまで
エンドクレジットも
役者の名前がモザイクで見えなくされていました
相模俊介刑事役の白洲迅くんは
顔出しして
クレジットもされていましたが
紫鬼だったことが分かったときの回のクレジットは
逆にモザイクに変えられました
鬼たちの
占拠までの物語と
鬼になった決意や鬼仲間との協力、分裂など
こちらのドラマもおもしろかった
最終回
宮本茉由ちゃん演じる
データ解析のエキスパート警官 駿河紗季が
blueと名乗る人物から来た
"ありがとうございました"メールを削除するところで
ドラマは完全に幕
元々怪しかったんですけれどね、駿河もね、
でも
警察内部の鬼の一味は
紫鬼だけではなかったんだなと
コレでわかりましたね
それにしても
苗字がみんな、地名だったのも凝ってましたね
渡部篤郎】
前半の本部での様子は
モニターを見たりするだけで
表情のみの芝居が多かった
緊迫感や
鬼のよく分からない部分への疑問など
セリフがなくても
本部長から伝わるものも多かったですね
正義感から出たとはいえ
至近距離で播磨院長を撃ち
それを武蔵になすりつけるような行動に
ショックを受けました
今までワル役はいくつもしてきてますが
大病院占拠の備前は酷い…
正体があらわになってから
回想的に過去のシーンが出てきて
県知事や
ソニンちゃん演じる和泉さくら管理官と
3人だけで打ち合わせているところは
自然体で、
あれが本来の備前なんだなと思いました
逮捕されてからも出演シーンがあり、
完全に出番がなかったのは2話・5話くらいで
短いながらも
必ずポイントに出てきていて
ファンとしてもそこは嬉しかったですね
毎回
次が気になるドラマでした
渡部さんのおかげで
おもしろいものを見ることができました
第 1話 1月14日 大占拠
第 2話 1月21日 大配信
第 3話 1月28日 大交渉
第 4話 2月 4日 大突入
第 5話 2月11日 大救出
第 6話 2月18日 大取材
第 7話 2月25日 大解除
第 8話 3月 4日 大逃亡
第 9話 3月11日 大潜入
最終話 3月18日 大真相
渡部篤郎
大病院占拠