渡部篤郎さん出演回のみの
感想です
令和5年
1月8日 第1回 ~ 2月12日 第6回
日曜
BSP
☁18:00~☁18:45
総合
🌙20:00~🌙20:45
ネタバレしています
関口氏純】
松平元康(のちの家康:松本潤)の
正室 瀬名(有村架純)の父
今川家の家老で
今川義元(野村萬斎)の信任も厚い
妻 巴(真矢ミキ)は今川の出身
瀬名と元康に
竹千代(松井稜樹)と亀(井上凛花)も生まれ
氏純にとっても
このまま安泰かと思われた
だが
太守様(=義元)の命で
元康は出陣
元康は出陣
太守様は
桶狭間で織田信長(岡田准一)に討たれた
元康は今川を離反し、
信長についた
残された娘と孫たち
そして
自分たち夫婦
太守様の後を継いだのは
嫡男 氏真(溝端淳平)
このお屋形様(=氏真)は
過去、瀬名を側室にと願ったが
元康に取られた因縁があった
しかし
そんなことは忘れて
元康をかわいがってきた
それがここにきて
元康の裏切りで一気に恨みが噴出し
瀬名を
側室ですらない夜伽のみのご奉仕役に貶めようとした
でも瀬名は元康を思い続けているから
また敗北感を味わったお屋形様は
関口一族を軟禁
元康が妻子を助けたいと動いたが
そのはかりごとが外に漏れ
関口全員、竹、亀と言った幼子に至るまで
死罪を言いつけられる
次に元康は
鵜殿長照(野間口徹)と
初陣のその息子たち 氏長(寄川歌太)・氏次(石田星空)を生け捕れば
人質を交換できると策を進めた
が、長照は自害
今川が抱える人質
関口5人に対して
元康の方は
長照の子ども2人
割が合わないと
取り合わないお屋形様
それまで
今川の出身であることを拠り所とし、
人情に篤くて人を信じて騙されてしまう愚かさを持っていた
巴が
お屋形様にかみついた
気に入らないと
怒りだしたりする気性が
自分があやしていた幼い頃と変わらないではないかと
突如、
花組トップスターが乗り移ったような巴
氏純と巴は
自分たちを処刑し
瀬名と孫たちを
元康の人質と交換するようにお屋形様に願い出る
両親を見殺しにできない瀬名に
お前は笑顔が似合うと
優しい言葉をかける氏純
瀬名と竹、亀は
氏純・巴の命と引き換えに
無事に元康の元へたどり着いた
どうする桶狭間(第1回 1/8)】
思ったより
おもしろかった
稲本響さんの音楽も
ドラマに合っています
映画のような映像も
ステキ
野村萬斎クンの
迫力と存在感は
1回で死没するのもったいなかったなあ
※のちに
回想ではなく
元康の夢、的な感じで出てきます
"紀行潤礼(どうする家康ツアーズ)"という
本編終わりのゆかりの地をめぐる映像は
ナレーションが石川数正役の松重豊さん、
松潤が実際に訪れた映像で
毎回このパターンかと
楽しみに思いました
兎と狼(第2回 1/15)】
過去の話が入り込み始めました
松平昌久役の角田晃広くん、
裏切るとき
怖い顔で笑っていましたね
イッセー尾形さん演じる
鳥居忠吉が撃たれて
驚きです、死なないでほしい
遂に元康が覚醒しましたね
カッコいい
三河平定戦(第3回 1/22)】
元康の伯父 水野信元(寺島進)の
やくざチックで魅力的なこと
於大(松嶋菜々子)と元康の母子としての感動の再会
松潤と菜々子ちゃんと言えば
となりのチカラ(ネタバレ記事・頼子さんのことは出てきません)ですやん
感動に浸りたいのに
この後!
於大の
妻子は捨てて信長さまに仕えよ
元康の於大への
出ていけ
の、やり取り
しかし
結果、今川を裏切った元康
駿府では
家臣の置いてきた妻子らが
惨殺されるラストの恐ろしさ
天下泰平になるのは
もっと後
これは戦国時代の大河なのだと
思い知りました
清須でどうする! (第4回 1/29)】
太守様が討たれたら
今川はもうダメですね
人徳のかけらもない
あのバカ息子 氏真
溝端淳平くんの
氏真から目が離せない
瀬名奪還作戦 (第5回 2/5)】
松平の家臣皆に嫌われている本多正信(松山ケンイチ)は
キャラ的におもしろい役
服部とか伊賀とか
ドラマ"忍者に結婚は難しい"を思い出して
笑ってしまいます
ドラマ"にんむず"では
現代の伊賀忍者たちが集まるビルが
Hattoriビルで
敵対する甲賀忍者が
この時代に服部ーー!?となるシーンがありました
続・瀬名奪還作戦 (第6回 2/12 )】
"にんむず"でも
甲賀は[こうか]が正しいが
ドラマ内では[こうが]で表す
という断りがありましたが
さすがはNHKで
ちゃんと甲賀の忍びは自分らの事[こうか]って言ってましたね
この時期
元康が負けているのは史実だからいいのですが
どこかに痛快さがないといいますか
ただ負けているだけの状態が長く続くと
つまらないなと思いました
渡部篤郎】
ほとんどの回で出番は少なく
第1回などはセリフも
「瀬名」のみ
静かなたたずまいと
優しい父、祖父としての顔は
囚われの身になっても
崩れることはありませんでした
元康が離反するかもしれない
…とも思っていたようですが
巴や瀬名が不安に思うことは
尋ねられても口にしませんでした
それが
瀬名と竹、亀を助けるため
お屋形様に
成敗される決意を述べたとき
そして
瀬名が泣きじゃくって嫌だと言ったとき
バカを申すな…!!
と、きつく叱りました
氏純の
溢れる愛
高く叫ぶ
渡部さんの声が大好きです
髪を結った後ろ髪が
チョロッとだけという可愛さ
囚われのおかげで
ひげまで生えていた姿は
ワイルドでしたね
渡部さんの大河と言えば
"北条時宗(ウィキペディア)"がありますが
このとき演じた時輔が
二月騒動で没したあと生存していた説があり、
それが"北条時宗"で採用されて
赤いマフラーを着けて
最終回まで出てきました
氏純も
瀬名と竹、亀が元康に引き渡されたところで
視聴者は
氏純・巴夫妻はこの時、もしくはこの後の早いうちに
成敗の憂き目だな
…と思いますが
絶命した所は映っていません
しかも、
この4年あとの氏真の記した文書に
氏純のことが書かれていたものが残っているとのことで
こちらも生存説が
氏純、この後
出てこないかなあ
渡部篤郎
どうする家康