ヴィンチェ・コルソは
読書セラピストを開業した
ネタバレしています
しかし
来る人たち皆
セラピーがかみ合わない
その頃
その建物に住まう女性が
失踪
同居の夫が疑われている
ヴィンチェは
この女性が残した読書リストをもとに
行方を突き止めていく
読書セラピーに興味があった
でも
ヴィンチェは名セラピストとはいいがたく
本が好きで
本に詳しくて
本オタクなだけだなと
読書会などだと
ヴィンチェも重宝されるのでは
現に
出て来る小説どれも
ヴィンチェの話が巧くて
読みたくなった
失踪した女性と同居の夫は
実際の夫婦ではなかった
女性は
当時の彼の妻に成りすまして生きてきた
そして彼の元を去った
女性は
ヴィンチェが読書セラピストだと知って
わざと読書メモを残して
謎解きをさせた
ヴィンチェは見事に彼女の場所に行きついた
たた、
読書メモの下り、コジツケに思ったなあ
ミステリーだと思ったが
そう思って読むと腹が立つかも
読書が好きな人にはお勧めだし
大きな動きのない
静かな文学的な内容は良かった
それにしても
各章の
フォントを変えて書かれていた文章は
何かの歌詞だろうか、
何だったのかな
読了:令和4年10月19日
ファビオ・スタッシ