席は
い列下手
この下手ブロックは
あ列がなく、
実質は下手最前列でした
※手水廻しの下げ迄のネタバレがあります
オープニングトーク】
この3人プラスもう1名が出る会のときに
手水廻しを皆でやるという試みをしたお話
地方に行くと
大阪の風習が通じなくて
それを笑いにした噺です
手水も
神社などでまず手を清めるために
水をためてて手桶など置いてるアレではなく
ここに出て来る手水は
朝、顔を洗うときに使う水のことで
手水廻してんかと命じられた人は
洗面器にたっぷりの水を入れて
その人に渡すのです
この手水廻してんかが何かわからず
ここの旅館では
時間かけて右往左往
チョーは長い
ズは頭
ズは頭
と思って
頭の長い男性を連れてきて
頭部をぐるぐる回してひっくり返られたりして
時間かかりすぎてるし
訳の分からないパフォーマンス見せられて
肝心の手水を廻してもくれないから
お客が怒って帰る
旅館の旦さんと板前が
大阪の旅館に泊まって
手水を廻してくださいと言ったら
何が出て来るか検証実験
歯磨き用の塩付きで
洗面器が1つ出てきた
塩を溶いて
たっぷりの水に入れて飲んだら
気持ち悪くなった
そこへもう1人分の手水を持ってこられて
死にそうになる2人が
それを見て下げを言う
お客さんも4人目の方正さんのときは
もう笑わない
なので
方正さんが下げを変えたのを
菊丸さんが覚えていました
どんな下げか
方正さんは忘れていました
本来は
お昼に頂きますとなる所
こんなん要るかっ!と
乱暴に手で振り払うようなしぐさをしたそうです
トークは
かい枝さんも菊丸さんも
売れっ子方正さんに気を遣った回し方をしてましたし
方正さんも
2人に話して貰おうと
必ずトークを返していて
楽しい流れでした
トークは写真OKと言われて
あちこちでお客が撮ってました
方正さん、仕事で
昨日はどっか行ってて
この後もどっか行くと言っていました
大変だけど
楽しそうだなとも感じました
桂かい枝
初天神
子どもの表現と
お父さんが子どもの
飴ちゃん
みたらし の たれ を舐めるところなど
本当に巧い
手水廻し
なんの演目やろうかなと考えて
結局これしかないでしょと根多に入りました
前に見たとき(ネタバレ記事)も思ったのですが
方正さんの手水廻しは
気持ち悪くない
他の噺家がやると
上手であればある程
終盤、水を飲む場面が気持ち悪くなります
方正さんのは
コレがない
しかも前見たときより
キャラクターが進化していて
手水のなまり方もオモロスギ、
これだけで大笑いできます
一昨年かな、
特に落語、演劇、音楽などは
チケットの払い戻しが酷かったですよね
そんな中、この時の私は
演劇は買う前に全公演中止ばかりで
それも辛かったですが
払い戻しをしたのは
落語会1席のみだったのです
それが方正さんの落語会でした
なので
一番直近に生で方正さんを見たのは
3年も前です
↓ ネタバレ
またぼちぼち
方正さんの落語会も行きたいと思います