2022年12月15日

劇場版 ルパンの娘 渡部篤郎・市村正親 出演映画 一口感想

WOWOWで視聴


ネタバレしています
劇場版 ルパンの娘.jpg




テレビシリーズ(令和元年)ネタバレ




シーズン2ネタバレ




しーずん2終了後
あまり時間を空けずに撮影された劇場版

大人は思い出しながら演技できますが
役の小畑乃々ちゃんは
あまり歳月がたつと
もう別人になってしまいます

あとは
JOKERこと三雲玲役で観月ありさちゃんが出るという


ですが、シーズン2のときに
実は悦子の子ではなく
Lの一族にはもう1人いて
北条を殺したのはそいつだというのは
視聴者にはバレバレ展開

つまり、観月ありさちゃんは
深キョンの本当の母で
もう1人のLの一族だという事は
劇場版を見る前に明らかでした

劇場版は
テレビシリーズの内容を
再確認するのでいいと割り切って見ました


Lの一族の小芝居、変装

のキレのあるアクション

和馬のすぐ気絶するところ

えっちゃんの強烈なラブラブっぷり

の極められた専門性

マツのサダキチッ

のココゾ!というときの活躍ぶり

をしのぐ泥棒の才能

桜庭典和美佐子のまじめでおカタイ警察夫婦としての生きざま

桜庭和一の寡黙なカッコよさ

円城寺輝の貴公子然とした優雅でアクロバティックなダンス

円城寺豪の余裕のダンスと歌

テレビシリーズのお約束が
映画にも出てきて
楽しかった





の本当の父で
大道芸人の月島俊哉(役名あったんですね)が
芸を見ていた通りすがりのグループに売り上げを奪われ、
そのトラブルで殺害されました

は復讐の鬼となり
殺害犯のグループを特定

まさに殺しに行こうとしたとき
殺人を禁じるLの一族の掟を重視したたちが
警察に通報し
は未遂で逮捕

しかし、今度は
邪魔をしたLの一族への復讐を誓い
脱走する

ナンジャカンジャあって
この、大道芸人(は"彼"と呼んでいます)を助ければ
歴史が変わって
JOKERにならずに済むと思った
にタイムマシーンを作らせ
彼が殺される直前の時間に
和馬を送り込む

このとき、
バタフライ効果はどうなる?
とハラハラしました

このせいで
生まれている人たちが生まれてこず
死んだ人たちが死ななくなり、
現代で大きなギャップが起こってしまう

これを以下の通り
うまい具合に処理してました

彼は
和馬たちの活躍でいったん逃げました

ですが
が赤ちゃん へのクリスマスプレゼントに
ちっさなミトンを編み、
それがグループに奪われたバッグに入っていたので
バッグを取り返しに行って
殺害されてしまったのです

の実の父は
のために亡くなったのです

彼を助けられなかったけれど
ストーリーは大きく動きました

感動で、なんか泣いてしまいました

そう、映画版は
ドンドン泣きが入ってしまいます

親子の愛、夫婦の愛は勿論ですが
絆とか人に対する思いやりとか
そんなものを強く感じる話しになってきて…

色んな所でガオーガオー泣きましたが
一番涙腺がアカンかったのは
事情を知った
ミトンを貰ってもいい?と聞き
がくれると、
ありがとう…
と礼を言ったシーン

彼が生きていたら
貧しいながらも3人で幸せに暮らしいていたはず

彼が亡くなってが消えて
は泥棒の家に育ち
そのことで悩み続けました

けれども
和馬と出会ったこと、
を生んだことを
幸せに思い
自分の境遇に感謝するのです

テレビシリーズから
警察官に恋をして
結婚して
子供を産んで
葛藤を抱えてきた
遂にここまでたどり着いた
映画版となりました





今回もいろいろな渡部篤郎さんが見られました

シリアスな表情

英語喋っている兵士役の
まじめでコミカルな芝居

フラメンコのギタリストの扮装

そして
挙式の時の父親としての衣装

この映画でも
シーズン2と同様
はもう65歳と言っていたので
ああ、続編は難しいなあと思いました

それに一応
Lの一族、泥棒はやめたんですから
おもしろいドラマになるはずがないですね…





いっちゃんは
いきなり魅せる
歌と踊りでした

テレビでは隠し通したのに
劇場版ではえっちゃんに熱い思いを寄せていて
えっちゃんの仲睦まじいのを見て
傷ついていましたね

映画の方にも出てきてくれて
私にとって
ご褒美以外の何ものでもありません

Lの一族に協力したと見せかけて
自己都合で裏切って

しかし、実はそれは作戦で
Lの一族と結託して
解決に導きました

いい人で良かったなあ




ずっと泣いてしまいました

映画だけ見ても面白くないかもしれませんが
テレビシリーズ見ていた人には
それなりにおもしろいと思います



視聴完了:令和4年8月7日


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posted by 紫 at 05:36| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 渡部篤郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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