本書はもともと平成11(1999)年に出ていたものを
コロナ禍の現代に改定・加筆され
新たに出版されたもの
ネタバレしています
ルポや解説、感想レビューではないこと、
博士号の評論家が書いてること
…から
論文的なものを想像して読み始めた
読者を誰と想定して書かれたのかがあいまいで
1つの舞台の論評も、
私はそう思わないな的内容が多いが
それでも
1個人的なものの考え方、見方として捉えれば
何ら問題なかった
私は
宝塚歌劇に
夢を見せて貰いに行っている
男役という
匠の技を感心しに行っている
色々な楽しみ方があってもいいなと
読んでいて感じた
あまり宝塚に関係ないところは読み飛ばしてしまったが
だからと言って
本書の魅力が損なわれるものでもなかった
読了:令和4年6月30日
川崎賢子