2022年07月28日

ブラッド・ブラザーズ 令和4年4月 シアター・ドラマシティ

席は
4列中央 上手寄り

舞台の真ん中は見切れたため
最後、倒れたミッキーの姿が
全く見えませんでした


ネタバレしています
ブラッド・ブラザーズ.jpg




ミュージカル
ブラッド・ブラザーズ

令和4(2022)年4月23日
土曜 昼12時公演



ブラッド・ブラザーズ…ツイッター


脚本・作詞・作曲(以下、敬称略)
 ウィリー・ラッセル…ツイッター

演出
 吉田鋼太郎…ウィキペディア

翻訳・訳詞
 伊藤美代子



貧しい母から生まれた
双子は
1人が裕福な家に引き取られ
実の子として育ったために
双子と知らずに7歳で出会う

同じ日に生まれ、同じ日に死んだ
というキャッチフレーズからも、
また、冒頭
実の母が息子2人を同時に亡くしたという
ナレーターのセリフからも
あらかじめそこは観客にあらわにされ、
それまでの2人の生きざまを見せる舞台になっている

学校演劇でスタートした本作が
ウエストエンドに進出、
そしてブロードウェイから世界へ羽ばたき
日本でも何度も上演

本作に出演経験のある吉田鋼太郎が
演出を
そして
熱狂的な本作のファンである柿澤勇人が
ミッキーを演じることで
話題沸騰のミュージカル





ウエンツ瑛士
 インスタグラム

エドワード

品のあるエディが
お似合いの瑛ちゃん

7歳のときに
馬に乗ってるていで移動する際
下町のミッキーやリンダは
自転車みたいな両手を前に出した乗り方なのに
エディは
片手を前に
もう片方を後ろにまわしていました

エディは
乗馬経験があるのでしょう

この3人で
的におもちゃのピストルを撃つのですが
2度ほどミッキーの腕に弾を当ててしまい
2回目ミッキーが激怒するという
おもしろいエディでした

本題とはズレるかもしれませんが
議員になったエディが
ミッキーに撃たれる直前
スミス議員と議会に立っていて
 この件に関しては
 スミス議員に同意します
…と発言をしているけれど
どんな件なのかなと
少し気になってしまいました
 どーでもえーわっ!

ちなみに、
ラストで双子が倒れますが
ミッキーには
サミー兄ちゃんとか
姉が
悲しみに暮れながら亡骸に近づくのに対し
エディには
ライオンズ夫人と
最後に近くにいたスミス議員だったのが
クスッと来てしまいました

私はミッキーより
エディが好きだな





木南晴夏…ツイッター

リンダ

7歳のとき
声がキンキンして
聴き取りにくくて難儀しました

2幕で
ミッキーが逮捕されてから
薬でボロボロになっていくのを目の当たりにして

そんなミッキーの世話をして

リンダの堕ちる様は
気がめいりました

キナミの舞台は
やはりカッキーが主演した
シティ・オブ・エンジェルズで見ています

このときはハイタッチして貰ったんですよ

ネタバレ





鈴木壮麻…ツイッター

ライオンズ氏

強烈な妻に比べて
可もなく不可もない夫に映ります

エディーを怒るときは
静かな憤りでした

因みに
ミッキーの母ちゃんが恋に落ちた男性
つまりミッキーとエディーの実父も
演じていました

壮麻さんって
何やっても
かっこいい

直近では
オリバー!(ネタバレ記事)で見ていますが
やはりカッキーと共演したフランケンシュタインを思い出します

ネタバレ





伊礼彼方…ツイッター

ナレーター

声だけの出演ではありませんし
ナレーター以外にも
ミッキーの学校の先生だったり
牛乳屋だったり

歌声がきれいで
ナレーターとして歌うとき
不穏な雰囲気になるのですが
声とマッチしていました

彼方くん、
直近ではフォーシーズンズの
トミー・デヴィートを演じたのを見ました

トミーの借金が莫大で
フォーシーズンズ内で大きく争って
ハラハラした場面は忘れられません

ネタバレ




一路真輝

ライオンズ夫人

陰の主役ともいえるのでは

登場すると
観客は彼女のことしか見ていなかったと思います

心が壊れて
まるで魔女のような堕ち方

喜劇でも悲劇でもない
彼女だけホラーでした





堀内敬子

ジョンストン夫人

どう考えても
主役は彼女でしょう

愚かな母の物語です

母ちゃんがまいた種、
母ちゃんが見守った双子、
そして母ちゃんが見届けた双子の死

母ちゃんは
泣きながらラストシーン歌いますが
カテコ時も敬子ちゃん、
まだ泣き顔でした

敬子ちゃんを主にドラマばかりで見ていて
舞台は
ストレートプレイだったW以来

ネタバレ

歌って踊れる敬子ちゃん

ミュージカルでも
もっと見たいなー




柿澤勇人…ツイッター

ミッキー

ミッキーは2幕の方が好き

母ちゃんに
俺の方をカネモに渡してくれたら良かったのに
…って
エディに銃を向けながら恨み節

そして
撃とうとしたタイミングじゃなく
間違って撃った感たっぷりのミッキー

直後に
警察に撃たれて倒れたミッキーが
見切れて見えなかったこともあり、
あっさり終わってしまった気がしました

死んでしまったミッキーを
しっかり見たかった!





内田朝陽…ツイッター

サミー


家塚敦子

岡田誠

河合篤子

俵和也






ミッキー、エディの7歳時代に出て来る子供たち
 ※大人が演じています
何とかならないの
…と思いました

あんなに汚す必要が
あったのでしょうか

現に母ちゃんは
身ぎれいにしてたので
子供だけ遊びまわって汚れてるのが
エディとの対比なのか何なのか分かりませんが
とってつけたみたいで
不自然に感じました

子供たちの一幕最後の場面
声も
みんなキーキー言ってて
ノイズにしか聞こえませんでした

私はこの翌日
また観にいく予定で
このシーンだけ気が重いな
…と思ってしまいました
posted by 紫 at 05:02| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | 柿澤勇人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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