2022年09月25日

北のカナリアたち 勝地涼 出演映画 一口感想

WOWOWで視聴


ネタバレしています
北のカナリアたち.jpg




湊かなえの短編「二十年後の宿題」をもとに
雪深い北海道の離島を舞台にしたミステリー

島の分校には6人の生徒

はる先生(吉永小百合)は
彼らにコーラスを教えた

先生とその夫(柴田恭兵)、6人の生徒が
海辺でバーベキュー

海に落ちた安藤結花(子役・飯田汐音)

助けようとして死亡した先生の夫

先生は島を離れた

20年が経ち
生徒の1人信人(森山未來)が
勤務先の社長(菅田俊)を殺害して
逃亡していると言われた先生

信人は本当に社長を殺したのか

なぜ

20年前のあの日
何があったのかが
先生が大人になった生徒たちを1人ずつ訪ねて
段々明らかになる異色のミステリーだった



勝地涼くんは
眼鏡をかけた役

子供時代の相良飛鷹くんも
眼鏡をかけて演じている

登場順に俳優名が出る
オープニングクレジット

勝地くんは割と早めに出たから
出番を待っていたら
じっくりストーリーが進んで
なかなか出てこなかった

でも、この単純な2つの事件が複雑になっていく過程なので
全く気にならなかった

どの子もみんな
先生の夫が死んだのは自分のせいだと思っていて
眼鏡の生島直樹も
ずっとそう思って生きてきた

結花(成長後・宮崎あおい)とも
その後は仲直りもできず
同じ札幌にいて出会うことがあっても
一言も言葉を交わさない

直樹の会社が倒産して
札幌を離れると知って
先生が結花にそのことを話す

ずっと気にしていた2人は
ようやく握手をし、言葉を交わす

一気に距離が縮まるのも
とても自然に見えた

このあと
勝地くんは
終盤でみんなが集合するシーンに出る

信人は逮捕され
信人のためにみんなで歌を歌う

眼鏡の生島直樹は
信人に声をかけ続け
泣く

結花やみんなと一緒に
信人が戻ってくるのを待つ

眼鏡の生島直樹
いい役だった



吉永小百合の
品のあるたたずまい

死に向かいつつある夫と
壊れて左遷されている警官(仲村トオル)の間で
揺れる思い

警官とは
最後まで結ばれない

図書館で定年を迎えた
はる元先生は
ずっと教え子たちを思い続け
みんなが夫が死んだのは自分のせいだと思っていたことを
知らなかったことも含めて詫び

主人公だけれど
教え子たちが明かしていく秘密をさらす
狂言回しのような立ち位置にも思った


視聴完了:令和4年4月2日

北のカナリアたち…ツイッター




posted by 紫 at 05:02| 大阪 | Comment(0) | 勝地涼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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