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ネタバレしています
ボニーMの"怪僧ラスプーチン"にハマる中学生だった私は
全単語を辞書で調べ
ラスプーチンが
ロシア女王(実際は皇后)の愛人で
ロシア女性を虜にし、
最後は
ワインに毒を盛られて
死ぬまで撃たれたという部分を知って
ぞっとした記憶が
因みに、この楽曲はいまだに大好き
そして
ロシア革命の私の知識は
池田理代子の「オルフェウスの窓」によるところが大きい
既にラスプーチンの曲で知っていた内容が
更に詳しく知るところとなる
皇太子を救える怪僧ラスプーチンが
皇后の絶大なる信頼を得ているという事を
及び
皇帝一家が全員殺害されたにもかかわらず
私は生き残った皇女アナスタシアだと言い張る女性が出てきた話も
紹介されていた
「アナスタシア」というミュージカルのタイトルを見たとき
絶対、ニコライ2世の皇女の話に違いないと踏んだが
全くその通りで笑ってしまったのを思いだす
さて、本作は
皇太子アレクセイ(ロデリック・ノーブル ※赤ちゃん役と子役クレジット無)が
誕生してから
皇帝ニコライ2世(マイケル・ジェイストン)一家が
銃殺されるまでの内容
長いから
途中でインターミッションが入った
2幕というか、後半は
皇帝一家からしたら一気に落ちていく展開
ラストは
アナスタシア(フィオナ・フラートン)どころか
誰一人生きてないってくらい
ニコライ2世たちが銃弾浴びるシーンで幕
トロツキー(ブライアン・コックス)やら
ケレンスキー(ジョン・マケナリー)やら
スターリン(ジェームズ・ハゼルディン)やらも出てきたけど
何より
あの人、レーニンにそっくり!と思ったら
マイケル・ブライアント演ずるレーニンその人だったのは
独りで大笑いしてしまった
次の日曜日に
皇帝に話をしに行こう!と
ガポン神父(ジュリアン・グローヴァー)がみんなと話をするところは
日曜日ってことは、血の日曜日のことやろ、
いくなーころされるー月曜にしろー
など叫びたくなってしまった
皇帝を信じた民衆は
軍隊の一斉射撃を受けた
…って「オルフェウスの窓」にも出ていたし
歴史でもサラッと習うが
本作は
この前からの人々のストーリーがあり、
静かにガポンと民衆が行進しているところに
軍が銃撃していくさまは
やはり衝撃的
丁度、いま
ロシアがウクライナに侵攻していて
そんなプーチン政権を支持するロシア国民も多数いて
天に唾すということばがあるが
早く過ちに気づいてたださないと
取り返しがつかなくなると思うが…
視聴完了:令和4年3月6日
ニコライとアレクサンドラ