ロシアが丁度ウクライナ侵攻した時期に
読み始めた
ネタバレしています
著者はウクライナ出身
犬の心臓】
タイプは違うけど
「アルジャーノンに花束を」を思い出した
ユーモアたっぷりの筆致で
何事も微笑ましい
運命の卵】
SFホラーじゃないか
ユーモアに満ちてるのは間違いないが
悲劇的で怖すぎる
よりソビエト体制の批判も強い
著者が生きていたら
今のウクライナ情勢をどう捉え、
どんな作品に仕上げたかな
…とか考えてしまう
「犬の心臓」のコロ、いやコロフを
クレムリンに送り込んで
「運命の卵」の赤い光線を
ロシア中のなんでもかんでもに照射させたら
ウクライナ攻撃どころじゃなくなって
陳腐な妄想はこの程度にして
ウラジーミロヴィチさん、
ロシアの国を愛しているなら
早くやめないと
ロシアの演奏家やアスリート、企業、
生活している国民みんなが
大変困ることになるよ
読了:令和4年3月12日
ミハイル・ブルガーコフ