"蛹"とは
絵画のタイトル
ネタバレしています
令嬢が
蛹を手に載せている
"蛹"ができるまでの
身分格差や
プロテスタントとカトリックの問題を描く
17世紀オランダ
"蛹"がナチスに略奪されるまでの
第二次大戦下のオランダ
そして
"蛹"所有権の訴訟が行われる
現代ニューヨーク
3つのシーンが混ざり合って
ラストに繋がっていく
ヒロインは
ニューヨークの弁護士マーラ
"蛹"訴訟では
友情、恋愛がマーラを疲れさせる
人は欲望のためなら
信頼を裏切り、
悪魔に魂を売り渡すことも厭わないのか
マーラは最後に
真の友情を得る
これが切ない
そして
正しいことを貫く行為が
人々にとっての幸せになるのだと
国家公務員の私は
信じたい
読了:令和3年10月23日
ヘザー・テレル