男のために作られた
カスタムメイド・ガール
ネタバレしています
人間の姿でない者も
ガールたちが革命を起こすという内容に
現代女性の性の問題、
搾取される問題など
SFの名を借りて表しているのかと思って
でも
読んでも読んでも
性虐待のようなケースや描写が続くだけ
ムカムカしてくるし
腹も立ってきたし
ようやく終盤で蜂起する話になったと思ったら
1体のカスタムメイド・ガールの裏切りで
あっさり捕まり、
命を落とした者も
主役のような立ち位置のジェイドも
刑に服し
その後の話が
聖書などを絡ませてきてるかのような展開になり
ご都合主義というか
アッちゅう間にジ・エンド
第一部から第四部の区切りのイラストと
ラストのイラストは
筆者の妻でイラストレーターのジュディの作品
それにしても
随分日本文化に詳しい内容が出て来るなと思ったら
筆者は東京教育大で講師だった歴アリ
※私は竹書房文庫版で読んだ
読了:令和3年10月3日
イアン・ワトスン