2021年05月12日

きみはいい人、チャーリー・ブラウン(大阪初日) 令和3年4月 サンケイホールブリーゼ

席は
Q列中央上手寄り


ネタバレしています
きみはいい人、チャーリー・ブラウン 初日.jpg
Photo by Duy Hoang on Unsplash



BROADWAY MUSICAL
 きみはいい人、チャーリー・ブラウン

令和3年4月17日
土曜 12時公演

サンケイホールブリーゼ






原作(以下、敬称略)

 チャールズ・M・シュルツ
  
  コミック「ピーナッツ」より



脚本・作曲・作詞
 クラーク・ゲスナー

※追加脚本
  マイケル・メイヤー

※追加作曲・作詞
  アンドリュー・リッパ



翻訳・演出
 小林香


オスマー先生(声)
大和悠河
  


感染対策】 

お仲間同士の観劇でも
隣り合わせにせず
1つ間引きされた客席でした

そして終幕後は
列ごとの
規制退場でした



装置】

大きな正方形の背景の枠

これが
閉じたり開いたりして
装置が変わる感じでした

一種の構成舞台ですね

背景画も
漫画をモチーフにした
ポップなものでした



ピーナッツ・ギャング】

衣装も原作のままで
全員が並ぶと
とてもカラフルでした

女の子たちは
お膝を出したワンピースで
仕草まで
 かわいい

男の子たちも
それぞれの愛すべき特性が出ていて
 かわいい

みんなで歌う曲の中では
チャーリー・ブラウンと
ルーシー、ライナス、そしてシュローダーが
ピーター・ラビットを読んだ感想文を書く歌が
ソロでも、
それぞれのパートを合わせても、
みんなの個性がのっかっていて
今作でいちばん気に入りました




サパータイム】

WOWOWのグリーン&ブラックスで
あっきーが歌ったのを視聴してから
ずっとパフォーマンスを見たかった曲です
 ※チャーリー・ブラウンのところは
  井上芳雄くんが演じてました

曲終わりに
あっきーと想太くんが近づいたとき
あっきーが想太くんの足を踏んでしまって
想太くんがイテッ!てなってましたが
あれはアクシデントですよね

あっきーがそのあと

あなたは何が好き♪

と想太くんにセッションをしかけるのですが
想太くんはエッエッとなっていて

好きっていうのはご飯のことだよ♪

またもあっきーがヒントを渡すのですが
まだ想太くんはエッエッとなっていて

大阪で、ほらほら♪

あっきーは
どうやら想太くんに
たこ焼きと答えさせたいようなのが
客席にはわかるのですが
想太くんはエッエッで終わっていて

おもしろいサパータイムでした



カーテンコール】

スタンディングになりました

あっきーがMCのような立ち位置でした

想太くんが
歌って頑張るという
想太くんも客席も
なんじゃこりゃ
となる愉快なカテコでした





花村想太

 チャーリー・ブラウン

見ていてキュンとなるような
愛おしい想太チャーリー

エイプリルフールの段では
ルーシーに
あなたにちょとしたイタズラをするわ…!
って宣言されてるのに
引っかかるところなど
大笑いしました



岡宮来夢
 …ツイッター


指も吸うので
遠目には本当に子どもに見えました

毛布の曲では
ライナスのみならず
ギャング全員とスヌーピーが
色違いの毛布を使って
歌い踊るのですが、
それぞれの衣装の色に相まって
ワクワク感を味わえました


宮澤佐江

 ルーシー

しっかりしていて
はっきりしたルーシー

衣装もヘアスタイルも
出演者の中では
最も原作に近いと思います



林愛夏


チャーリー・ブラウンに妹がいて
その子がサリーだったこと
忘れていました、私

喋り方が
ちっちゃい子みたいでした

年もちっちゃい役でしたしね





植原卓也
 …ツイッター

 シュローダー

独りだけ
背の高い印象

カテコでは
大阪が地元だからと
バク転をしてくれました




中川晃教

 スヌーピー

歌がメンバーの中でもピカイチなのは
どの舞台でもですが
あっきーのダンスが巧いということに
初めて気づきました

犬ということで
あっきーだけ
違う振りで踊ることも多かったのですが
振りが同じ曲もあり、
歴然と
明らかに
巧い

ところで
アドリブだと思いますが
バレンタインデーの段、
1枚もカードをもらえないチャーリー・ブラウンとの対比で
スヌーピーが
たくさんもらったカードを持って登場したとき
いつもありがと、世界中の皆さん
みたいなことを
低い小さな声で言っていて
笑いました




私は
この翌日の
大阪楽日を
また見にいきます








中学1年生のとき

クラスメートが
PEANUTSの単行本を持っていました

貸してもらいました

ですが
英語覚えたての私は
全部大文字の英語が読みにくくて

書いてある内容も
辞書を片手に読んでも、
何がおもしろいのか
さっぱり分かりません

皮肉っぽさにも
戸惑いました

そもそも
PEANUTSって何かしら状態

あの漫画は
スヌーピーって名前じゃないの?
と本気で思っていました

PEANUTSがおもしろいと思うのは
もっと私が成長してからでした

やがて自分も親になり
ピーナッツ・ギャングのあの雰囲気が
かわいいと思えるように

原作そのまんまの
板の上のピーナッツ・ギャングたちも
あっきーのスヌーピーも
本当にかわいくて

特に
スヌーピーがみんなに甘えて
ヨシヨシしてもらう所、
スヌーピーもギャングたちも
みんなかわいいので
とても癒されました
posted by 紫 at 05:37| 大阪 ☔| Comment(0) | 中川晃教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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