小さいころは
新聞屋さんに
遊園地の割引券などを
よくいただきました
このような割引券は
確か期限が決まっていたと記憶しています
割引券を利用して
遊園地に行ったときのこと
同じようなちびっ子のいる一家が
チケットを買おうと
並んでいました
私の両親は
期限内にもう来れないからと
使わない分を
その一家に
使ってくださいと渡しました
その一家はとても喜んでいて
何度も頭を下げてくれました
何か月後か
普通に
遊園地に来ました
チケット売り場に並んでいると
見知らぬ一家が
余っているのでどうぞ
と、
と、
割引券をくれました
今度は
私の両親がとても喜んで
何度も頭を下げました
その一家は
もう期限が迫っているから
構いませんよと
ニコニコ遊園地に入っていきました
人に親切にすると
自分に返ってくるなと
その時は単純に
子ども心に思ったものでした
売り場には
何組も並んでいたはず
なぜ
両親はその一家に声をかけたのか
なぜ
私たちは声をかけられたのか
声をかけやすい場所に
並んでいた
というのも
あるかもしれません
ちびっ子がいたから
というのも
あるかもしれません
でも、
そんなことだけでなく
日ごろから
他人に親切にできる人々は
そんなオーラのようなものが
そんなオーラのようなものが
雰囲気として表れているのではないでしょうか
そんな人たちが
周囲の心遣いも引き寄せるのかもしれません
いいコトをふりまけば
周りがいいコトだらけになりそうですね