ゲリー・フィーガンは
テロ行為で殺害した12人の人間が
今も見えている
ネタバレしています
彼らは
フィーガンに命令した連中を欲しがる
その悪もんを殺すことで
そいつの命令で落命した亡霊が
フィーガンの元から消える
フィーガンは
悲鳴ばかり上げ続ける彼らを追い払って
安息に眠りたいために
殺しを続けていく
悪もんの中には
子どもを殺したくない人も出てくるし
子どもの好きなヤツも出てくる
また、
フィーガンと子どもとの交流場面は
温もりに満ちている
痛めつけ方が
それぞれの悪もん連中も
フィーガンも
怖すぎるが
子どもの光景でバランス取れてる感じがするから
恋愛要素はいらないと思った
フィーガンの罪の意識が
12人の被害者を見せていると読みたいのだが
被害者と
命令した連中としか知りえないことを
被害者を通じて知るフィーガンの様子に
亡霊は本物かもしれないな
…など思う場面が多数ある
小さいころに
フィーガンが
亡くなった人を見た経験があるという下りから
これは本物の亡霊が出てきてるのかと思った
悪もんの1人が
別の悪もんに痛めつけられたとき
意識が飛んで
幽体離脱みたいになるシーンもあるし
また、
ある人物が
フィーガンの亡霊の一人が見えているような発言をしたり
本作は
スピリチュアル物でもあるかな
笑った部分2か所
1)
ある悪もんを前にして
亡霊がフィーガンに殺せと示してくるが
今、ここではダメだ
と、あちこち誰もいない空間に視線を動かしながら
フィーガンが会話をし始める
その悪もんは
最初は自分に言ってると思って
返事をしたりするが
終いに気づいて
フィーガンに怒鳴りそうになる所
2)
フィーガンが悪もんの1人に
お前が売ったアルスター警備隊の男を覚えてるか
と聞くも、その悪もん
どいつのことだ?
ってなる所
スチュアート・ネヴィル…ウィキペディア