2021年04月18日

生まれながらの犠牲者 ヒラリー・ウォー:著

背表紙にある
"衝撃のラスト"というのを
かなり期待して読んだ


ネタバレしています
生まれながらの犠牲者.png
MonikfloresによるPixabayからの画像



13歳のバーバラ(愛称ボビー)は
どこに行ったのか

自分の意志でいなくなったのか、
それとも連れ去られたのか

生きているのか、
亡くなっているのか

フェローズ警察署長たちは
ムダとも思えるようなことも
当たって当たって
地道にボビーの行方を捜査する

ボビー失踪の背景が
徐々に明るくなってきて
そして
背表紙曰くの
"衝撃のラスト"が白日の下に晒される

でも、途中で
いなくなった理由、場所、方法が描かれるのだが
これで関わった人物が誰か分かるじゃないかというもの

この人物の現在を形作る
この人物が辛かったと思う過去も
気の毒には思うが
まさか作者は
それを1962年出版当時
問題視して
社会提起したわけでもあるまい

この人物がボビーの件に関わったことを
正当化するかのような長台詞は
苛立ちを覚えてしまった

生まれながらの犠牲者とは
この人物も含まれるように
巻末解説では匂わせているが
真の
生まれながらの犠牲者は
バーバラ・マークルのことだ

間違えてはいけない

そして、忘れてはいけない


読了:令和2年9月5日


posted by 紫 at 05:53| 大阪 ☀| Comment(0) | 翻訳推理小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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