2020年07月07日

ザ・ガールズ エマ・クライン:著

イーヴィーは
1969年に14歳だった頃
ラッセルのコミュニティから町に来ていたスーザンに
心を奪われる



ネタバレしています
ザ・ガールズ.jpg




そこから
イーヴィーの
コミュニティでの集団生活が始まった

チャールズ・マンソン事件が
モデルとなっているとの予備知識があるので
イーヴィーはどんな役割を演じ、
スーザンらが何をしたのか
徐々に明かされていくのがおもしろかった

コミュニティでは
ラッセルの吸引力で集まっているだけで、
どのガールズも
友達という感じではない

コミュニティ外での
コニーも
段々イーヴィーにとって
友達とも呼べなくなっていく

イーヴィーが
ある機関で知りあうジェサミンとの関係が
うちの次女の中学時代の交友関係を思い出す
ほのぼの感があり、
救いになった

それにしても
スーザンの魅力が
もう一つピンとこない

イーヴィーが
ラッセルの元を去らないのも
戻るべき場所がないと感じてるだけでなく、
スーザンがいるからだが、
中盤くらいから
イーヴィーの気持ちが鼻につくようになって
少しうんざりしたのが正直な所


読了:令和2年3月5日


エマ・クライン
posted by 紫 at 05:27| 大阪 ☀| Comment(0) | 翻訳サスペンス小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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