生活に困る
クリスとヴォルフのマルラー兄弟、
友達のタマラ、そしてフラウケという4人が
起業した謝罪代行社の成功で
クライナー・ヴァン湖の畔に
朽ちかけたヴィラを購入し、
リフォームの末
生活とビジネスの拠点とした
ネタバレしています
Photo by Walter Sturn on Unsplash
得意分野から業務を分担し、
謝罪代行社を進めていたのに
殺人者の依頼で
犯罪に巻き込まれてから
意見の衝突が起こり
悲劇へと突入していく
冒頭で殺される女性は
誰なのか
"おまえ"と呼ばれる
この女性を殺した人物は誰なのか
殺人者を
"おまえ"と呼ぶ人物、
これは
"わたし"という人物と
同一人なのか
"わたし"が言う"彼"とは
誰のことなのか
これに
"現場にいなかった男"と表現される人物が関わって、
確り読まないと
謝罪代行社の
犯罪絡みの依頼に振り回される物語と並行する楽しみが
薄れる
以前に起きたこと、
そして
以降に起きたこと
という章が
目まぐるしく入れ替わり、
話が何処に向かうのかという謎が持続する
映画「明日に向かって撃て!」が好きな
2人の小学生を
その主人公らになぞらえて
"おまえ"と呼ぶ人物が
ブッチとサンダンスと表現する
この子たちの話が
なんの目的で挟まってくるのか
ところで
"わたし"が誰なのか
最後になってやっとわかってから
以降に起きたことだけを
読み返してみた
なるほど
読了:令和2年2月13日