アンジェリーヌばあさんと
その5人の息子は
放浪民族
ネタバレしています
4人の嫁と
たくさんの孫たち
みんなで
教諭をしていた女性の土地に
住み着く
ここへ
図書館勤務のエステールが
子供たちに本を読んでやりに来るようになる
仕事がない
5人の息子
新しい命が生まれ
消えていく命もあり
放浪民族に対する
偏見や差別
学校に行くこと
新しい恋や
去っていく愛
家族の営みの描かれるなか、
エステールは本を読みに訪れる
アンジェリーヌばあさんは
若いときに未亡人になったが
息子たちを
その嫁たちを
そして孫たちを愛している
家族が世界そのものとは
こんな幸せなことはない
本の良さを知る女性が
子供たちやその家族にもそれを伝える物語でもある
悲しいエピソードもあるけれど
読後はさわやかな思いに包まれた
読了:令和元年12月17日