ソビエト連邦時代の
1933年の雪に閉ざされたウクライナのチェルヴォイ村で
物語は始まる
1933年の雪に閉ざされたウクライナのチェルヴォイ村で
物語は始まる
ネタバレしています
食べる物がない
マリアは自分が死ぬと悟ったとき
食べないで慈しんで飼っていた
食べないで慈しんで飼っていた
猫を逃がした
飢えた少年パーヴェルがそれを見つけ、
幼い弟アンドレイと共に
捕獲に行く
幼い弟アンドレイと共に
捕獲に行く
そこで
パーヴェルに厄災が訪れ…
これが何かに繋がるのか
それとも単にこの時代は
マリアを含め
こんな悲惨な状況だったと
読者にインプットする手段に過ぎないのか
マリアを含め
こんな悲惨な状況だったと
読者にインプットする手段に過ぎないのか
下巻ラストまで読まないと
分からないのかな
そして20年経ち、
国家保安省捜査官レオを通じて
1953年のソ連が
国民へ締め付けを行う様子が描かれる
国家保安省捜査官レオを通じて
1953年のソ連が
国民へ締め付けを行う様子が描かれる
国家、スターリンに逆らう者は
その疑いだけでも
自白するまで拷問にかけられ
死に至らしめる程の強制労働に追われたり
そのまま処刑されたりする
引き込まれて読み進めるが
体と心に悪い内容
何の為の、
体と心に悪い内容
何の為の、
誰の為の国家なのかと
叫びたくなる
叫びたくなる
レオも上巻ラストには
ドーーーン!と環境が変わる
ドーーーン!と環境が変わる
ミステリーとしての犯人探しも楽しみな
下巻に突入
読了:令和元年12月4日