2020年02月02日

魔法のような発想で乗りきった話

50歳すぎてから
ほとんど携わったことのない業務の部門に
異動になったことがありました






夕焼け25.10.12.jpg



40代の後輩と、
私より年配の先輩も
同時に配属になりました

40代くんは
柔軟に物事を吸収し、
2週間ほどで
前からいる人たちと大差なく
業務をこなすまでになっていました

50代の先輩と、私は
手こずっていました

ここに
前から所属していた先輩がいました

私がのちに
勝手にメンターと呼ぶようになる
ベテランの先輩です

みんなが受理した大量の業務を
いつも手伝ってくれます

このメンター先輩が不在の
あるとき
私は、
かなりの件数の業務を受理してしまい
途方にくれていました

いつも手伝ってくれる
メンター先輩はいない

前からいる手の速い30代の後輩も、
覚えの早い同時配属の40代くんも
それぞれ多くの業務を処理していて
とても
手伝ってくれと言える状況ではありませんでした

50代先輩は論外…
すいません

とにかく
やらなければ

それしかない

そのとき
ひらめきました



メンター先輩なら
どうするんだろ



上から順に
ていねいに処理していたやり方を
やめました

数字で表すコードを
全部の件数、
一度にやりました

1件仕上げるのに
多くのページやコード表を立ち上げていましたが
そのページ、その表に関わる部分を
全件数、先に入れていきました

これで
通常の半分くらいの時間で
完了しました

あとは
あいている所をうめるだけ



その後も
"メンター先輩ならどうするか"
を、意識しながら
処理を進めました

これにより
部門の足を引っ張ることなく
完了させていけるようになりました

どれだけ大量であろうと
どれだけ急ぎの業務であろうと
臆することも無くなりました



この部門は
残念ながら
1年で異動しました

その後の配属はすべて
慣れた業務ばかりになってしまいました


あのとき
いっしょに配属された50代先輩と

この年で新しい部門、きついですよね~

など言い合っていましたが
今はそう思いません

あの人ならどうするかな

この発想は
結構、使えます
posted by 紫 at 05:46| 大阪 ☁| Comment(0) | 紫のnote | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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