2020年01月24日

インモラル ブライアン・フリーマン:著

レイチェルをここまで悪意の塊にしたのは
何だったのだろう



ネタバレしています
インモラル.jpg
Image by JamesDeMers from Pixabay




父トミーととても仲が良かったのに
8歳のときにトミーが亡くなる

トミーは自分が死んだら
妻のエミリーに殺されたのだと
レイチェルに言い続け、
レイチェルの悲しみの行き場、憎しみの矛先は
エミリーに向かってしまう

エミリーだけでなく
その他の人間にも
レイチェルは悪意をもって関わっていく

小説は
レイチェル失踪に関する
容疑者逮捕とその裁判の第一部と
それから3年後の第二部に別れ
第二部では
どんどん色々なことが次々に暴露され
ガチの真相に導かれていく

でも
レイチェルが
あんなになってしまったのは
トミーのせいだけだったのか、
そこだけが
解明されなかったように思う


読了:令和元年9月2日




posted by 紫 at 05:05| 大阪 ☁| Comment(0) | 翻訳サスペンス小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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