2020年01月07日

幸せなひとりぼっち フレドリック・バックマン:著

オーヴェは59歳



ネタバレしています
幸せなひとりぼっち.jpg
hokuowatchさんによる写真ACからの写真 






決められたルールは曲げない

その為に
他人とも衝突が多い

オーヴエが幼い頃の
母の話、
そして
オーヴェに生涯、影響を与え続けていた
父の話が
間に描かれ、
両親の話が終わってから
オーヴェの妻ソーニャの話が現れる頃には
オーヴェの風変わりな印象は
私には好意的に変わってさえ来た

オーヴェには
周囲の人が煩わしく、
遂行したい"ある行為"を邪魔するように
オーヴェは感じている

けれども
関わらざるを得ないそんなオーヴェの
超マジメで
頑固で偏屈な人柄が
オーヴェにその気がないのに
周囲の人には助けとなる

この繰り返しが
物語を何度もプチ感動に包む

なんて切なくて温かくて
楽しいお話だったろう


読了:令和元年8月7日








posted by 紫 at 05:20| 大阪 ☁| Comment(0) | 翻訳小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください