2019年07月08日

ルーン・レイクの惨劇 ケネス・デュアン・ウィップル:著

弁護士のクリフトンが
探偵としての立ち位置




ネタバレしています
ルーン・レイクの惨劇.jpg




このクリフトンが親友4人と作ってる
"4匹のキツネたち"

このメンバーも含め
人が殺されていく
ルーン・レイクの様子を
クリフトンの甥の
ケントの語りで進められるミステリー

"4匹のキツネたち"の1人であるウォーレンの
秘書ジャスパーも
"4匹のキツネたち"に
恨みを持つジェイクも
とことん性格の悪い人に描かれている

なんせそれ以外でも
登場人物みんな
描写が極端

奇抜なトリックもないし
真相もありきたりだし
ミステリーとしても
おもしろいとは思えない

たけど
情景描写が詩的なほど詳細で
美しい

それにしても
どうでもいい事なのかもしれないが、
ジュリーがトレンチ家の養女、
エニッドがブレンダーギャスト家の継娘というのが
少し気になった

実の娘でも
特に支障ないと思うが
なにか意味でもあったのかな…


読了:平成31年3月15日




posted by 紫 at 05:51| 大阪 ☁| Comment(0) | 翻訳推理小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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