2019年01月02日

大誘拐2018 渡部篤郎 出演ドラマ

平成30(2018)年12月14日
東海テレビ 系


ネタバレしています
大誘拐2018.jpg



原作は
天藤真が昭和53年に発表した小説





東海テレビの開局60周年記念ドラマということで
地域密着の映像

地元の人が見たら
 ああ、あそこ!
というのがあるのかもと思いました

中尾明慶くんの演じる誘拐犯の一人、
三宅平太が大阪の子で、
明慶くんも
大阪弁がなかなか上手でした

誘拐された
三河のマザー・テレサと呼ばれる
大富豪の柳川とし子(富司純子)には
4人の子供(長谷川朝晴/国生さゆり/棚橋弘至/平岩紙)がいて
この子ら、当初はケンカばかりしてたのに
協力してマザーの身代金の準備をしたり
マザーを見つけた時は泣いたりして
こちらもホロッとしました





渡部篤郎さんは
名古屋弁を話す
愛知県警の刑事 井狩大五郎

方言が魅力的で
味のある刑事です

誘拐されたマザーが
実は序盤から誘拐犯たちに指示を出して
誘拐の実質のリーダーとなっていたわけですが
前にマザーの屋敷に勤めていた
中村くら(榊原郁恵)の
電気もガスも通ってない山奥の家にみんなで隠れます

そこにも井狩は捜査に来ました

家のあちこち見て回って
なんとなく
なにかを分かったっぽい雰囲気が
なんとも言えず、
井狩はコトの真相が分かったんではと思わせる
ニクイ存在に映されていました

人の命が優先

それを軽視する
刀禰本部長(杉本哲太)に意見し、
事件が終わったあとに警察をやめ、
育った児童養護施設 愛育園に転職する
慈愛精神たっぷりの井狩

ちなみに
愛育園は
マザーが経営し、
中学でブッチするまで
誘拐犯のリーダー 戸並健一(岡田将生)も
在園していた
ストーリーの核ともいえる施設です

愛育園の
小学校卒業イベントで
代々、西遊記を行なうのですが、
井狩は主演の孫悟空をやりました

ホントは健ちゃんも悟空をやりたかったのに
猪八戒になったという
マザーの家での
井狩と健ちゃんのやりとり場面

渡部さんと岡田将生くんは
ドラマの中では
この終盤シーンのみ対面します

健ちゃんは
奪った100億円を
愛育園などの施設に匿名で寄付し続け、
事件後は
マザーの家に勤めています

三人組の誘拐犯は
サル、カッパ
そして
ブタのマスクをかぶっていました

じゃんけんに負けて
健ちゃんはブタになってしまいました

井狩は自慢げに
自分は孫悟空だったと言いながら
健ちゃんの耳に
そっと

見事なもんだったわ、猪八戒

と、名古屋弁のイントネーションでささやく
ラストシーン

渡部さんの
魅力のいっぱいつまった
楽しいドラマでした


東海テレビ放送…ツイッター
posted by 紫 at 05:21| 大阪 | Comment(0) | 渡部篤郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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