2018年12月30日

噛む女 ホラー映画 一口感想

FOXムービーで視聴

ネタバレしています
噛む女.png




主人公(ジェイソン・ミューズ)が
吸血鬼の彼女(エリカ・コックス)が喰ってしまった死体を
片付けるときのバック音楽が
能天気で笑ける

あんなに頑張って
吸血鬼の彼女と
何とか生きて行こうとしたのに
終盤、彼女を殺す羽目になって
今までの苦労がすべて水の泡というのも笑ける

欧米はわりと年齢を気にせず友情をはぐくんだりするが
主人公にも
同じ救急隊員の年配の親友(リチャード・フィッツパトリック)がいて
じゃれたり、
お互いのことを気にかけたりといった
私好みの大人の友情シーンがてんこもり

彼女のような化け物になるくらいなら
…と言っていた主人公も
ラストはそれ以上のヒトとしての尊厳をなくすオチで
結局、殺されてしまった彼女という存在とともに
悲しくなってしまった

しかもこのラストシーンは
笑える撮影場面を流しつつのエンドクレジットの後に来るので
笑った後の悲哀の落差が
少し辛かった

親友が主人公を檻に鎖で繋いで
"エサ"を与える

ガッつく主人公は
もう言葉も発しない

そんな主人公を
悲し気に見る親友

もう笑わす気ゼロ…


視聴完了:平成30年11月23日





posted by 紫 at 05:03| 大阪 ☀| Comment(0) | ホラー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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