2018年12月17日

東京喰種 トーキョーグール

WOWOWで視聴

ネタバレしています
東京喰種.png




友情という
私の大好物がまあまあ盛り込まれていた

半分グールになった主人公(窪田正孝)に
事情のわからない親友(小笠原海)が
主人公が良くなったら一緒に行こうと待っていた
ハンバーグのお店

主人公はもう普通の食事を摂取できないが
親友に申し訳なくて
口に入れてなんとか飲み砕こうとするが
結局その場で吐き出してしまい
親友も焦ってしまう

2人はもう大きくすれ違っている

だが
それぞれ相手を思う気持ちにあふれたシーン

そして
その親友が別のグール(白石隼也)におそわれて
意識がないときに
親友を食べてしまおうとした主人公が
グールのグループに連れられて
もう彼と二度と会えなくなってしまうところも
哀しい

主人公が半分グールになっている病欠中に
親友が大学でとっていた授業のノートを
主人公に渡すシーンが序盤に映るが、
この親友がケガの治療で入院している病室のベッドで
セリフがなく
ただノートを開いて見ているカット1コマが映る終盤

親友が
姿を消した主人公を思い出していることがうかがえて
切ない流れになっている

また、
グールを取り締まる当局側に
いかにも公務員的な捜査官(前野朋哉)がいて
そこに
シニカルな上司(大泉洋)と
いつも苦い顔してる若い捜査官(鈴木伸之)の2名が
本局から配属されて、
命を懸けて正義のために業務を遂行する彼らを見て
 見ている者にはそういうふうに見えない演出だが…
考えを改めましたとアツく語り、
本局の若い方と気持ちが通じ合う和食店の場面が
凄くいい

それまで
苦虫をかみつぶしたような表情ばかりだった若い方が
その店の帰り道で少し表情を和らげて
相手の話に同意したりして
ちょっとほっこりする

…と思ったら
主人公のグループの女性グール(清水富美加、現:千眼美子)に
若い方が襲われそうになり、
それをかばって
考え改めクンが殺されてしまう

主人公と親友、
そして捜査官の
2組の胸の痛くなる友情シーンは
一番のお気に入り

もちろん
主人公の葛藤、
グール母子(相田翔子・桜田ひより)のエピソードも
とてもいい

原作マンガを映画用に作りかえたのでなく
今作は原作通りらしい

そうなると
どこで切り取って決着させるかが肝要に思うが
終幕も私には納得だった

主人公は
捜査官の若い方を殺そうとして
自分の顔が血だまりに映ってるのを見て
人殺しになりたくないと気づく

主人公は誰も殺すことなく
物語はなるほどな決着

原作は続くので
来年、窪田くんで続編ができることが決定しているらしい


視聴完了:平成30年11月11日





posted by 紫 at 05:24| 大阪 ☀| Comment(0) | ホラー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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