2018年09月01日

地球幼年期の終わり アーサー・C・クラーク:著

これが1953年に出版された物語だとは
とても信じられない



ネタバレしています
悪魔マーク.jpg




宇宙船が
主要都市の上空を埋める
プロローグ

国連事務総長ストルムグレンがメインとなり
上主の総督カレレンとの交流を根底に
物語が進んで行く第一部

テレビの美術担当グレグスンがメインとなり
上主の姿が明らかになり
かれらの秘密に迫る人々が現れる第二部

そして
上主の正体と目的の真相が露わになり
地球の行く末の着地点を描いた第三部

個人的には
ストルムグレンが
カレレンに何となく的な情をもつ
第一部が好き

でも
第一部だけだと
普通のSFの域を超えない気もする

筆者の驚異的なストーリー展開が進むのは
第二部から

プロローグからラストまでは
100年近くたってるのかな

壮大すぎる

それにしても
翻訳の問題だけど
上主と主上心の読み方が分からん

ジョウシュとシュジョウシンでいいのか?

ウエアルジとアルジウエココロか?

そこだけモヤモヤした

本編には関係ないけど…


読了:平成30年8月18日






posted by 紫 at 05:31| 大阪 ☁| Comment(0) | 翻訳小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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