2018年07月05日

オオカミは嘘をつく ホラー映画 一口感想

ザ・シネマで視聴

ネタバレしています
ロードバイク.jpg




かくれんぼしてた女の子が
残虐遺体で発見された時
その容疑者(ロテム・ケイナン)が
自転車を自分の部屋に格納した
あの一連の雰囲気で、
ああこの人が犯人だなと分かる

容疑者が
別れた妻と携帯で
娘を迎えに行くとかなんとか会話してるときに
子どもバレエ教室をじっと見ていて
あの中に容疑者の娘がいるのかなと
思わせたり匂わせたり

容疑者の娘の誕生日なのに
妻が会わせてくれない

その後
バレエのレッスンの衣装のまま
女の子が
容疑者の部屋で
ケーキのろうそくを吹き消して
にっこり笑ってる

その時の容疑者の様子も
ああ
この子は他人や、
やっぱりこの人が犯人だなと分かる

これだけの答えを
しっかり見せておいて
少しややこしくしたのは
かくれんぼの女の子の父親(ツァヒ・グラッド)が
容疑者を拉致して
同じ目に遭わせ始めたとき
容疑者は
自分にも娘がいるし
昨日、バースデーケーキを食べさせたと
話してるから
あのバレエ少女は実の娘か?
この容疑者は実は怪しく見せてて
犯人じゃないのか?
と一瞬 思わせる

成り行きで父親が一緒に連れてきた
捜査に当たってた警察(リオル・アシュケナージ)と
父親と
容疑者の関係が
父親・警察vs容疑者になったり
父親vs警察・容疑者になったり
そのたび面白い展開

父親役のツァヒが
劇中45歳と言っているが
もっと上に見えた

終盤にツァヒの父、
つまり
死亡した女の子の祖父(ドヴ・グリックマン)が出てきて
45歳の息子に助言したりしかりつけたり

この45歳、
なんやねんと思った

容疑者の手指を折る順番を決めるのがコイン投げで
そのコインがどこ行ったと
ツァヒと警察リオルが探すところなども
笑わせる

容疑者が最後
犯人だとはっきりわかるオチにするのかなと思ったら
まあまあ
はっきりわかるオチにしてた

容疑者が犯人だと思わず
最後まで見る人はいないはずで、
みんな
これですっきり見終えただろう


視聴完了:平成30年6月29日





posted by 紫 at 21:48| 大阪 ☔| Comment(0) | ホラー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください
読書感想ランキング