2018年07月01日

ガラスの鍵 ダシール・ハメット:著

殺人事件があり
真犯人は誰かというのを明らかにするという意味では
ミステリーにもなるかな


ネタバレしています
帽子.jpg




禁酒法のこの時代背景に
トム&ジェリーという看板を掲げた建物が出てくるが
アニメのトムジェリは
まだ誕生してなかったから
この名前のフレーズは
合衆国では当時よく使われたのかも

主要人物に
若い女の子が2人出てくるが
翻訳物に必須の
登場人物の説明が本書になく
所々ゴッチャになってしまった

そのくらい
同じくらい私は共感を持てない2人だった

それにしても
主人公のボーモントより
彼を振り回すことになる
ボーモントの親友ポールの目線で考えたら
ポールは最後の最後まで
あがったりさがったり
大変な物語だったなという感じ


読了:平成30年6月25日




posted by 紫 at 09:55| 大阪 ☁| Comment(0) | 翻訳サスペンス小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください
読書感想ランキング