シグナル 長期未解決事件捜査班 渡部篤郎 出演ドラマ 一口感想

平成30(2018)年4月10日～6月12日

関西テレビ

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ラスト、
三枝健人(坂口健太郎)と
大山剛志(北村一輝)が
会わずじまいで終るのだが
そこまで迫ってる感が漂っており、
初めての対面は
時間の問題に思えた

それぞれの視聴者が
それぞれの感動を想像できる終わり方、
良かったと思う

無線で
三枝警部補、大山巡査部長と
お互いを呼び、
終始、敬語で話す
2人の関係もいい

1・2話で
三枝のプロファイリングがバッチリで
犯人を追いつめるのがとても面白く
こんなドラマなのかと思ったが
そうじゃなかったのは
少し拍子ぬけ

大山がとにかく
実直で人情にあつく
人柄がすばらしい

また、
三枝健人の兄・加藤亮太(神尾楓珠)が
それに輪をかけてすばらしい人物

自分をおとしいれた人を恨むでもなく
ただ
家族で一緒に暮らしたいだけで
汚名をそぞきたいという
家族おもいで友達おもいの
よくできた子だと思う

ドラマを見たのは
中本慎之助役の
渡部篤郎さんおめあて

中本は
卑劣で卑怯で人でなしで
大山や加藤亮太の
真逆のヤカラ

管理官時代から刑事部長の今にいたるまで
長いものに巻かれて
自己利益のみ追及

警察のくせに
正義感のかけらもない

完璧な敵役を
しっかり見せてくれてた

桜井美咲(吉瀬美智子)が死んた話の時、
中本がニガイ顔して
廊下を通り過ぎるというシーンがあった

それだけで
凄い迫力

この回は
たったこれだけの出演だったが
圧倒的な存在感

なんでこんなに出番が少ないのに
番組のポスターやOP映像に
三枝・大山、桜井とともに
中本が映っているのか
なんか不思議だったが、
終盤になるにつれ
納得の中本の役回り

本当に
渡部篤郎さん、すばらしかった

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