2018年04月08日

アルジャーノンに花束を ダニエル・キイス:著

この有名な作品を
初めて読んだ



ネタバレしています

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IQが低い時は友達が多かったが
天才になると誰も周りにいなくなるという
陳腐な私の予想した展開を超えていた

この文庫版は
著者の前書きがついていて
実はそこに
チャーリィがラストにどうなるのかのヒントも出ていて
読んでいる間も
それをずっと意識してしまったが
わざわざ著者が出版に際して寄稿してくれるなんて
なんて値打ちだろうとも思った

翻訳も絶妙に巧く、
誤字やひらがなの多様や句読点や中点の無さが
チャーリィの知的水準の上昇と共に
高度なレベルになるという
恐らく原文に忠実となってるのだろうと訳者にも感心する

3/3「けえかほうこく」をチャーリィが記録し始め、
11/21で終了するまでの物語

チャーリィのIQは68という表記があり
ピークはIQ185という経過報告をしている

死語も含めて20か国語を理解し、
ピアノ協奏曲も作曲する

アルジャーノンがどうなったのか
割とあっさり経過報告に書いているなと感じたが
ラストに
チャーリィがアルジャーノンについて書いた箇所を読んで
暫く涙が止まらなかった、
その行為そのものじゃなく、
チャーリィがここに着地したことに対して
泣いてしまった

それにしても
これってSFなんや、
まあそうか


読了:平成30年4月6日
posted by 紫 at 13:29| 大阪 ☁| Comment(0) | 翻訳小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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