2017年11月24日

アイデンティティ ホラー映画 一口感想

WOWOWで視聴

ネタバレしています



豪雨 車2.jpg


おもしろい!

冒頭、
大量殺人をして捕まっている
解離性同一性障害の男性が出てくる

ただし、顔が映らない

映画のタイトルから
この人の話になるのかと思いきや
関係ない大雨の場面

なぜか、
何かわからない力で
大雨に進路を奪われ
あるモーテルにたどり着く人々

ここに、
全く関係ない
明日死刑になる人の審理を
夜中にし始める
司法や医療の人々のシーンがはさまる

この死刑囚が
解離性同一性障害の冒頭の人かな
…くらいしか分からない

主にモーテルでの
一人ずつ殺されていくことに係る
犯人やら
死体が消える件やらの
謎解き的なもので映画は進むが
ところどころ相変わらず
死刑囚の審理がはさまって
どういう関連があるのか
モーテルの謎もどうなってるのかという展開が
じわじわゾクゾクさせられた

なるほど!

解離性同一性障害の人格を統合、
つまり人格を一人ずつ殺すために
ああいう対処をしたわけか

終盤、
囚人護送の警官(レイ・リオッタ)が
実は
護送されていた囚人で、
本物の警官を殺して
警察になりすましてたと分かる

レイが犯人だろうから
この人格を殺したら
死刑に相当する人格は消滅して
死刑にしなくてすむ
…と思わせる展開だが、
どんでん返し期待した

そしたら
このレイが死んで、
ラスト生き残るのは
売春婦の女(アマンダ・ピート)

彼女がどんでん返し犯人かと思いきや
そうでなかったけど、
まあ、半分予想が当たった、
レイは犯人じゃなかったやろ~

解離性同一性障害がよく分からないという人が見たら
たいしたことない
スリラーでもサスペンスでもミステリーでもない
なんじゃこりゃかもしれんが
私は
この"概念"が面白かった

人格を統合するために
全人格を無理やり集めて
独りずつ殺していくっていう考え方


視聴完了:平成29年10月28日


posted by 紫 at 06:43| 大阪 ☔| Comment(0) | ホラー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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