母が
本の好きなひとでした
母は
私と妹には
そんな本はダメ
など言ったことは
一度もありませんでした
ちっこい頃から
ホラーやオカルトが好きだった私は
妖怪図鑑とか
子供用の怪談ものを買って
よろこんで読んでいました
クイズの本や
なぜなに国語の学校のシリーズとか
ことわざ辞典といった
文芸作品でないものも
どっさり読みました
小学館の名作シリーズは
毎月だったと思いますが
家に届きました
この名作シリーズも
好きな話だけを選んで読みましたが
学年が上になるにつれ
とばした話も
読んでみようかなと思ったりして
読書好きの母の影響と
読みたいときに読みたい本を読めたこと
これらのおかげで
本がないと生きていけない人間になってしまいました