2017年04月12日

冬芽の人 渡部篤郎 出演ドラマ感想

テレビ東京
ドラマ特別企画

平成29年4月5日オンエア

ネタバレしています


枯れ木の冬芽.jpg

原作は
大沢在昌の小説

冬芽 とは
冬の寒さに耐え、
春を待つ芽のこと

ヒロイン(鈴木京香)が
冬芽に例えられる場面がありました

悲惨なラストに
希望を託した象徴にも使われていました




刑事の前田光介(渡部篤郎)は
同僚(鈴木京香)をかばって負傷

光介は
その後2年間、
一度も目を開けることなく
病院で死亡した

光介を死に至らしめた事件の謎を追う
光介の子(瀬戸康史)と
今は退職した元同僚は、
単純な強盗殺人ではなかったのではないかとの
疑問を持った

果たして、事件の真相は…



ドラマが始まった時は
光介はもう死んでるのに
回想シーンが多くて
何度も渡部さんが登場しました

役的にも
キーパーソンと言っても過言ではありませんでした

私が特に好きなシーンは
光介が
兄(田中泯)に殺人を命令されて
苦悩する場面

警察の人間として
あってはならない展開なのに
村のおきてであり、
兄には逆らえない

兄に
肩に手をかけられ、
頭をギュッと抱きしめられた時の
悲痛な表情は
絶望している光介の
魂の慟哭を表しているようで、
ここに、
前田光介とは何者かが
集約されたように思います

実際の黒幕的ボスは
兄でしたが
事件の謎は
光介が握っていました

また凄い役をやったなと、
渡部さんの歴史に
思いっきり残る役だったと
ファンとして満足しました
posted by 紫 at 05:07| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 渡部篤郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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